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掲載日:2007年2月20日

「JAちばみどり海上産直部会公開確認会」を開催しました
2月17日(土)、パルシステムの青果の産地である「JAちばみどり海上産直部会」(千葉県旭市)にて公開確認会を開催しました。生協組合員や役・職員など115人が参加し、大根と人参の生産についての確認を行い、同時に生産者と消費者の交流を深めました。

会場の模様の画像 パルシステム連合会では、食の安全の確保と、環境保全型農業の推進に向け、産地での栽培や生産履歴を生協組合員と生産者がいっしょになって公開の場で確認しあう「公開確認会」を1999年より全国の産直産地ですすめてまいりました。
 この公開確認会は、栽培行程や管理の実際を組合員に公表することにより産直の絆をより深め、また産地にとっては内部の栽培管理体制を整え農法のレベルアップを促すものであり、これまで68の国内および海外の産地で公開確認会を開催してきました。

 今回の「JAちばみどり海上産直部会公開確認会」の会場となった旭市海上公民館には、生協の組合員や役・職員、生産者等など115人が集まりました。
 冒頭、パルシステム新農業委員会委員長の齋藤文子パルシステム神奈川ゆめコープ理事長より「農政大転換、地球レベルの異常気象など、農業にとって厳しい状況を迎えているが、これは農業者だけの問題ではなく、私たち消費者もいっしょに考えていかなければならない。農は命の源。本日はあらためて野菜たちに出会い、農の価値を知り、信頼を深める会としていきたい」との挨拶がなされ公開確認会がスタートしました。

 産地からのプレゼンテーションでは、JAちばみどり海上産直部会の理念、組織概要、生産管理体制や記録のほか、緑肥栽培の取り組みなどの報告、東京マイコープ・エルコープ・旭市・生産者が出資して設立された株式会社「うなかみの大地」の事業や活動の報告がなされました。また東京マイコープ・エルコープからはJAちばみどり海上産直部会とのさまざまな交流の様子が報告されました。

大根のほ場を見学する監査人の画像 昼食後は2つのグループに分かれ、大根・人参のほ場を見学しました。参加者のみなさんは、ほ場の野菜たちを目の前にしながら生産者の説明を受け、実際に土に触れ、引き抜いた人参や大根をその場で食べてみました。

 会場に戻ってのまとめでは、監査人のみなさんから「作物に対する信念を感じ感動した」「非常にしっかりとした栽培管理がなされている」「消費者側の意識を高めていく必要を感じた」などの意見、また、「もっと積極的な情報発信を」「JA全体でのシステム化が必要」などの指摘がなされました。

 最後に、JAちばみどり海上産直部会の小倉俊治顧問より、「いただいた所見をしっかりと受けてとめていきたい。これを機に、より信頼される農業をめざしていきたい」との閉会の挨拶がなさ、公開確認会を終了しました。

 生産者のみなさんの熱心な説明を受けて日頃の努力をあらためて実感し、また消費者と生産者の両者で栽培内容を確認することができ、産直の絆を深める1日となりました。



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