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掲載日:2007年2月5日

全国の産直産地から集合「第5回 女性生産者交流会」を開催しました

「一品持ち寄り」の昼食交流の画像 パルシステム連合会の取引産地生産者と生協、組合員でつくるパルシステム生産者・消費者協議会(略称:生消協)は、2月1日(木)、東京都文京区の全林野会館において、第3回食と農セミナー「第5回女性生産者交流会」を開催しました。

 年々参加者の数も熱気も増しているこの交流会。今年は全国31の産直産地から集まった女性生産者とパルシステムグループの組合員など合計190人が一堂に会しました。

 開会にあたり、今回の実行委員会を担う茨城県内7つの産地を代表して、茨城産直センターの青谷優子実行委員長より「今回、実行委員を通して茨城に仲間がたくさんいることを実感し力強いと思いました。今日はよろしくお願いします」と挨拶がありました。
 また、パルシステム連合会 若森資朗理事長は「私たちは、地球環境や水、農業の問題を考えた事業をすすめます。田んぼにいる小さな微生物が地球の環境を育み、また守っているといった実感ができる事業に、みなさんとともに取り組みたいと思います」と環境保全型農業への意気込みを述べました。

 全国31の産地が自己紹介を終えると、この会の特色でもあるお待ちかねの「一品持ち寄り」昼食交流です。生産者はそれぞれ自分の畑でとれた野菜などを使った一品を持ち寄り、テーブルにはさまざまな地域・産地の特性が表れた料理が並びました。その料理を頬張りながら、この日はじめて会った女性生産者同士、また組合員とが、持ち寄った料理のレシピや食、また農業についての話に花を咲かせました。

「産地会議」の劇の様子の画像 昼食後は、「エコ・チャレンジ栽培の小松菜のクレーム」をテーマに、実行委員による寸劇が披露されました。パルシステムの組合員から「穴があいていた」というクレームを配送員が受け、その知らせを受けた産地が会議を開く、というものです。

 寸劇では、「この問題は、虫を大事にするか農薬を食べるかって問題だ」と、農薬の使用を制限したエコ・チャレンジ栽培の難しさや自然や生きものを相手にする農業の厳しさなどを、笑いを交えながら、見る者にわかりやすく伝えました。
 「『農薬を減らす』ということは大変。そうすると当然虫がつくこともあるし、見た目も悪くなる。それでも産地ではがんばっています。組合員さんには理解してもらって、そういう農業を応援してほしい」との言葉には、会場一同、大いにうなずきました。

 その後のテーブル交流では、産地に届くクレームや、人手、後継者の話、天敵の話などが出されました。育てているものは違っていても、自然を相手に食べ物をつくる仕事をする者、またその妻同士としての会話に、消費者である組合員は農業の大変さを直に感じることができたようでした。

 交流会の最後には、来年の実行委員を担う長野県の女性生産者へ引き継ぎがなされました。来年の実行委員会はすでに準備に取り掛かっており、たくさんの人を集めたいとの力強い宣言がありました。さらなる盛り上がりを期待させ、名残惜しいお別れの時間となりました。

■エコ・チャレンジ(産直青果についてのパルシステム独自基準)

エコチャレンジマークの画像出荷予定産地・生産者のすべてがパルシステムが定めた優先排除・問題農薬を排除し、なおかつ除草剤や土壌くん蒸剤を排除した農産物(トマト、ごぼう、ねぎは土壌くん蒸剤使用可)、または天敵や生物資材の導入により、殺虫剤・殺菌剤の使用量を削減した農産物。品目によっては、時期や産地により、無農薬栽培まで達成できているものも含む。

■参考に以下のページもご覧ください。


第1回食と農セミナー 「青年農業者交流会」を開催しました(パルシステムニュース2006年9月12日)
第2回食と農セミナー 「家庭に潜む危険な物質学習会」を開催しました(パルシステムニュース2006年11月14日)



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