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掲載日:2007年1月19日

パルシステム生消協主催「第14回農法研究会」を開催しました
パルシステム連合会は、1月18日(木)、東京都千代田区の赤坂プリンスホテルにて「第14回農法研究会」を開催しました。また、「第9回環境保全型農業推進会議全体会」も併せて開催しました。

会場の様子の画像 パルシステム連合会は、食料自給の向上に向けて有機農業を主流にした農業の取り組みと環境保全型農業の実現など、農薬削減に留まらない取り組みを生産者と消費者が共に考えながらすすめています。

 年に一度、パルシステム生産者・消費者協議会(以下「生消協」)と環境保全型農業推進会議の主催で開催する「農法研究会」と「環境保全型農業推進会議全体会」には、毎年多くの生産者と消費者であるパルシステム組合員が一堂に会し、新たな農法の学習や、産地の取り組みを共有する場となっています。

 当日、会場にはパルシステムの全国の生産者や生協組合員などおよそ200人が参加しました。前半の「農法研究会」では、生消協 清水代表より「昨年、新潟では豪雪だったが今年は雪が降らない異常な状態です。全国の農業者はそれぞれ異なる環境で学習し、産直・環境のパルシステム、消費者のニーズに応えるため、一歩ずつ努力を重ねていただきたい」と開会の挨拶を行いました。また、パルシステム連合会 若森理事長は「パルシステムは環境保全型の消費者を増やすことを目的に拡大しています。産直を通して、農業や地域、地球を守ることを訴えていきたい」と挨拶しました。

 はじめに、2006年度生消協野菜部会の取り組みとして行われた、「土作り学習会・美味しさプロジェクト」について実験の報告がされました。この実験は土作りを通しておいしい野菜を作ることを目的として、(株)ジャパンバイオファーム代表取締役 小祝正明さんとともにパルシステムの関東近郊産地で進めてきたものです。今回実践したJAつくば市谷田部の生産者から実験結果の報告を、小祝さんからは全体の考察を、また(株)ジーピーエス 高橋宏通部長から2006年度の実験総括と今後の方向性について報告を行いました。

NPO田んぼ 岩淵さん(左)と庄内協同ファーム 志藤さんの画像 続いて「田んぼの生物多様性と生きもの調査の意義」と題し、2004年より取り組んでいる「田んぼの生きもの調査」について、NPO法人田んぼの岩渕成紀さんよりご講演をいただきました。また、実践報告は、有機米の田んぼで生きもの調査を行った庄内協同ファームの志藤正一さんにお話いただきました。なお、生消協では、2007年度「有機米研究会」を立ち上げ、米の有機栽培に力を入れていく予定です。

 また、後半の「第9回環境保全型農業推進会議全体会」では、2006年に公開確認会を開催した4つの産地より、それぞれ公開確認会当日の報告と、監査を受けた後の変化や今後の目標をお話しいただきました。




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