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掲載日:2006年12月31日

年頭のごあいさつ

パルシステム生活協同組合連合会理事長 若森 資朗の画像 新年あけましておめでとうございます。

 時の経つのは早いもので、21世紀も7年目を迎えました。この数年間、時代は激しく変化し、私たちが想像した以上に進化しています。この時代の変化に取り残されないよう、パルシステムグループはこの数年間、様々なことに積極的にかつ力を結集し必死になって取り組んできました。また、「こんせんくん」キャラクターを全面に打ち出したパルシステムブランドの浸透は、徐々に新しい生協像として定着し始めていると感じています。これらの成果は、ひとえに組合員の皆さんをはじめ、生産者の皆さん、お取引先の皆さんのご理解とご支援によるものです。この場を借りて、心より感謝申し上げます。

 生協の役割を語るとき、組合員による購買事業のみに目が行きがちですが、生協の役割はそれだけにはとどまらないと考えています。地域社会の崩壊や格差社会が叫ばれる現在の混迷の時代こそ、食の安全確保に力を発揮してきたのと同様に、多様な形でより良い社会、そして生活空間、人間関係、それを可能とする自然環境の創造に向けて力を発揮していきたいと考えています。そのためには地域社会の再生が必要であり、成長至上主義ではない、環境に配慮した地域産業の再建、日本の農畜産業・林業・漁業の再生が不可欠だと考えています。

 本年も、農業地域との連携を強化し、新たな挑戦をし続けたいと思っています。本年もご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

パルシステム生活協同組合連合会
理事長 若森 資朗



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