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掲載日:2006年10月18日

パルシステム協力会が「環境管理講演会」を開催しました
10月16日(月)、パルシステムのお取引先のみなさんによって構成する「パルシステム協力会」が、「環境管理」の取り組みに参加する会員を対象に環境管理講演会を行いました。

会場の様子の画像 パルシステム連合会のお取引先のみなさんによって自主的に組織された会「パルシステム協力会」は10月16日(月)、「環境管理講演会」を開催しました。

 今回の「環境管理講演会」は、この協力会の活動部会のひとつである「環境部会」が主催して開催し、協力会の会員約30人が集まりました。
 当日は、まずこの取り組みの開始時から参加している(株)エコサポート小沢一郎常務取締役より、「環境管理を継続させるためには各社に適した仕組づくりが必要であること、また組織的かつシステム的に取り組みことが大切で、主要業務と連動させることがより効果を上げる秘訣です」とのお話がありました。

 続いて、ISO認証審査員である若島敏夫さん((株)マネジメントコンサルティング代表)より「ISO14001など企業での環境認証の取り組み課題〜ほんとうに環境認証は役に立っているのか〜」と題してご講演いただきました。若島さんは、「ISO(国際標準化機構)は国際貿易の円滑化と促進を目的に設立しており、現在加盟国は140カ国。標準化することで互換性の確保や新技術の普及が可能となり、審査を受けることで付与される規定のマークによって消費者にとっては品質保証の目安にもなります。審査登録の本来の目的は、第三者との対話による気づきと学習や発見及び改善のよい機会であると捉えることが重要です」とお話され、認証取得を検討している企業や既に取得すみの企業にとって考えさせられる講演となりました。

 TEM・環境マネジメント研究所代表、NPO法人埼玉地球温暖化防止センター代表の上田隆一さんからは、「中小規模事業者のための環境経営スパイラルアップ・プラン」として、ISOを簡素化した認証登録制度、EA21(エコアクション21)について事例を挙げたお話をいただきました。社員4名の会社でのEA21とISO認証取得に至るまでのお話や、協力会会員でありEA21を取得している(株)花嫁わたの「ふとんの打ち直しによるCO2削減の取り組み」の紹介などを通して、“環境への配慮と企業利益は合致する”という上田さんのお話に参加者全員が非常に熱心に聞き入っていました。

■「パルシステム協力会」について

1990年に発足し、現在はパルシステムグループのお取引先290会員で構成されています。会の中には「組合員交流委員会」、「物流部会」、「環境部会」、「品質管理部会」、「異業種交流部会」の1委員会4部会活が設置され、組合員のみなさんに安心して利用していただける商品づくりや業務品質の向上に努めています。各種イベントへの協賛や工場見学、学習会への協力など、パルシステムの活動にともに取り組んでいます。

*「環境部会」について

環境部会では、1998年より毎年6カ月間「環境管理」の取り組みとして電気・水道・車両燃料・廃棄物など6項目に各社の自由課題を加えた全7項目について環境負荷を計測する自主的な活動を行っています。今年は30会員が参加し、過去9年間での参加企業は延べ75社、計188社となりました。「環境管理」の取り組みの他に、『パルシステム協力会エコ・レポート』を隔月で発行するなど、「生産・流通・使用・廃棄」に至る一連の過程での環境対応の実現と貢献に取り組んでいます。



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