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掲載日:2006年9月13日

「産地へ行こう。ふーどの牛肉 秋の牧場ツアー」開催しました
パルシステム連合会は、9月7(木)〜8日(金)、北海道・滝上町において「産地へ行こう。ふーどの牛肉 秋の牧場ツアー」を開催しました。パルシステムの組合員ら25名が参加し、飼料や飼育にこだわりのある「ふーどの牛肉」の産地を訪れ、生産者との交流を深めました。

池田牧場の牛たちの画像 9月7日(木)〜8日(金)、「産地へ行こう。ふーどの牛肉 秋の牧場ツアー」と題し、北海道・滝上町にある「ふーどの牛肉」の生産者の一人、池田政隆さんの「池田牧場」にパルシステムの組合員とその家族25名が訪れました。メインの池田牧場のほかに、2日間の日程の中では、飼料や飼育にこだわりを持って地場のものを利用し、資源循環に取り組む池田牧場との結びつきが強い関連施設を見学しました。

 ツアー初日、北海道の地に着いた一行はまず池田牧場に向かいました。約12ヘクタールの広さの放牧場に着き、ご挨拶をしていると雨が降り出しました。池田さんが“コーコーコーコウ”と牛を呼ぶと、今まで影も形も見えなかったのに、雨が降る林の中からゆうゆうと歩き出してきて、姿を現しました。黒いアンガス牛の中には小さな子牛もいて、一つの集団となって牛たちのご挨拶です。とにかく広い牧場の中を、小さな川をわたり、土手をよじ登り、ぬかるみに足をとられながら、みんなで歩いて池田牧場の表側に到達しました。エサの「トウモロコシサイレージ」を見せてもらったり、種牛や出荷間近の牛を見ながら、池田さんのお話を伺いました。
 次にトウモロコシ畑で実際に食べる分だけをもぎ、その場でゆでて食べた後、小麦の乾燥施設を見学しました。7月下旬に大型コンバインで収穫したあと、乾燥させ、その際に出た規格外の小麦を池田牧場が引き取り、牛のえさにしているそうです。
 夜はバーベキューの夕食交流会が始まり、池田さんを囲んで話が大いに盛り上がりました。バーベキューの主役はなんと言っても食べて安心・安全でしかも美味しい牛肉です。食べ放題に近い状態で炭火の焼肉を堪能しました。

池田さんを囲んで記念撮影をする参加者の画像 翌日はまずトウモロコシ工場の見学に行きました。そこでは地場産のトウモロコシをパウダーと真空パックのトウモロコシにして出荷しています。その際に出るトウモロコシの芯と皮を粉砕し、約900トンを池田さんの牧場に出荷しエサにしています。続いてて向かった製材工場では、山から切り出した丸太の皮のバーク(木の皮)の粉砕を、池田牧場の牛舎の敷料用に出荷しています。池田牧場では、使用後にこれも発酵させて堆肥にし、ほとんどを牧草地に還元しています。

 ツアーを終えて参加者からは、「生産者のこだわり、熱い思いを汲み取ることができた」、「地域で資源が循環しているのがよくわかった。どこの会社の人たちもゴミを出さないでいかに資源を有効に使うかを考えていた」「産地はお天気相手なので仕事は大変だと思いますが、それがわかり、信念を持って仕事をされている生産者の方をありがたく思いました」との感想がありました。



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