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掲載日:2006年8月4日

岩手県奥中山にて初めての「タオル贈呈式」を行いました
7月31日、パルシステムで唯一の「低温殺菌牛乳」を製造する岩手県奥中山で初めての「タオル贈呈式」を行い7,643枚のタオルと895通のメッセージを贈呈しました。また、翌日にかけて生協組合員と牛乳生産者の交流会が行われました。

贈呈の模様の画像 7月31日〜8月1日の2日間、パルシステムの遠隔産地交流企画のひとつとして、神奈川ゆめコープの組合員とその家族が「いわて奥中山低温殺菌牛乳」の産地である岩手県の奥中山高原を訪れ、今年2月に取り組んだ「牛乳生産者にタオルを贈る運動」(*)で組合員から寄せられたタオルの贈呈式を行いました。

 パルシステムでは、生協組合員の家庭に眠っているタオルを牛乳生産者に贈り、搾乳作業に利用していただく運動に取り組んでいます。21回目を迎えた今回は、8万8,462本のタオルと7,466通のメッセージが生協組合員より寄せられ、パルシステムの3つの牛乳産地へメッセージを添えてお届けしています。

 2006年度、パルシステムのそれぞれの会員生協では遠隔地にある産地との交流企画を開催しており、今回の「タオル贈呈式」は、神奈川ゆめコープとJAいわて奥中山との交流企画の中で実施しました。2005年からパルシステムの産地となった岩手県奥中山地区の牛乳生産者には今回が初めてのタオル贈呈となり、7,643本のタオルと895通のメッセージを贈りました。

昼食交流会の様子の画像 贈呈式では、パルシステムを代表して神奈川ゆめコープの齋藤文子理事長から日々の酪農家の苦労や生き物への愛情に対する感謝の言葉を含めた挨拶がされました。つづいて茨城県のハイコープ米山美希子理事長からはメッセージの代読と感謝の言葉をお伝えし、神奈川ゆめコープの岩村志江委員と共に目録とタオルの贈呈がされました。
  産地側からは、JAいわて奥中山の松川美雄専務より歓迎の挨拶と、生産者代表として酪農生産部の西舘一義部会長よりタオルとメッセージを受け取ってのお礼の言葉をいただきました。

 その後交流企画として、NON-GMO(非遺伝子組み換え対応)の酪農家農場や、地域に根ざした活動をしている「いわて子どもの森」を見学し産地の方々との交流を深めました。
 翌日は、国内でも希少なジャージー牛の農場や「いわて奥中山低温殺菌牛乳」を製造している工場を見学しました。その後、チーズ作りを体験し、酪農家の方々が地元の食材を利用して手作りした料理に舌鼓を打ちながらの昼食交流会を行いました。

*タオルを贈る運動

HTST殺菌牛乳および低温殺菌牛乳をお届けするには、きれいな原乳が必要です。生産者もよい原乳を出荷するために、日々努力していますが、その一つが牛の乳房をきれいに拭くこと。これだけは機械化できず、人手により毎日きれいに乳房を拭いてから搾乳を行なっています。そのために、酪農家ではタオルをたくさん使っています。
牛乳生産者にタオルを贈る運動は1985年にはじまり、今年で21年目がたちました。この運動は、生協の組合員が産地見学したときに、生産者の皆さんから「よい原乳を出すためには牛の乳房を拭くタオルがたくさん必要」と聞いたことがきっかけで始まったものです。現在では毎年約8〜9万枚のタオルと6千通以上のメッセージが、生産者に届けられ、良質な牛乳作りに生かされています。

*奥中山乳業について

奥中山高原農協乳業株式会社(以下奥中山乳業)は、全酪(全国酪農業協同組合連合会)49%(資本構成)、いわて奥中山農業協同組合36.7%の乳業メーカーです。創業は99年、資本金9800万円、年間販売高約22億円です。
奥中山乳業は、高原地帯に位置し、冷涼な気候で酪農に適した環境であることが特徴です。循環型農業を目指しており、飼料自給率の向上に努力しています。一般に、酪農家飼料の自給率は北海道で約54%、都府県で約17%程度といわれます。奥中山乳業では、デントコーン及び牧草を中心に自給飼料を生産し、概ね飼料の40%を自給しています。



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