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掲載日:2006年6月26日

田んぼで体験「ささかみ草取りツアー」を開催しました
パルシステム連合会は、6月17日(土)〜18日(日)、新潟県阿賀野市にあるパルシステムの米の産地JAささかみにおいて「ささかみ草取りツアー」を開催しました。組合員と生産者ら約140名が参加し、5月に生協組合員が田植えをした田んぼの草取りや、かかし作りなどを行いました。

草取りの様子の画像 パルシステム連合会は、「産地へ行こう。」ツアーを開催し、命を育む食の生まれ故郷を訪ねる「体験」と「発見」を通して、産地生産者と生協組合員の交流を深めています。
 今回開催した「ささかみ草取りツアー」は、5月に開催した「ささかみ田植えツアー」に続くもので、1カ月前に生協組合員が田植えをした田んぼの草取りをしました。パルシステムの組合員65名、地元の新潟総合生協の皆さん15名、新潟大学より30名、JAささかみの職員と生産者およそ30名など計140名ほどが参加しました。

 生産者の話によると、今のところ日照不足で気温も低めだったので、稲の生育は例年よりやや遅れているそうです。ツアー初日は、まず田んぼに生える雑草と稲の見分け方を教わった後、田んぼに入って「草取り」です。前日、梅雨入りしたささかみは朝方まで雨が降っていましたが、その後、日が出て田んぼの水は温かく、やわらかい土の感触を楽しみながら草取りに精を出しました。今年は昨年に比べ雑草が少なく、作業がつらいと思う前に草取りは終了しました。

 休憩のあと、田んぼを守る「かかし作り」を行いました。新潟大学の学生と一緒に8グループに分かれ、思いを込めてかかしを作りました。JAささかみかかし愛好会と新潟総合生協の参加者の分と合わせて10体のかかしが、いま田んぼの稲を見守っています。
 「草取りツアー」のもうひとつの楽しみは、「地ビール」と「ほたる鑑賞」です。瓢湖屋敷の杜ブルワリーでおいしい地ビールを飲みながら生産者や参加者と交流した後は、有機栽培をしている田んぼでほたる鑑賞です。今回はオカリナの演奏があり、真っ暗な中にほのかに光るほたるとオカリナの音色が幻想的な雰囲気を盛り上げました。

作ったかかしと一緒に記念写真を撮る参加者の画像 2日目は「生きもの観察」と「笹だんご作り」に分かれて体験しました。
 「生きもの観察」では、新潟大学の学生が主体となって土の中の生きものを数えたり、田んぼや池で観察できた生きものの種類を記録しました。子どもだけでなく大人もザリガニやカエルを捕まえるのに夢中になりました。
 「笹だんご作り」はささかみのお母さんが講師。だんごを笹で包み、ひもをかける作業がなかなか難しかったようです。苦労して作ったヨモギがたっぷりの「笹だんご」は昼食の時にみんなでいただきました。

 参加者からは「草取りはほんの少しでしたが、有機栽培の大変さを実感しました」「ビールがおいしかった」「ほたるとオカリナがすばらしかった」と感想をいただきました。

 次回のささかみツアーは8月18日(金)〜20日(日)「ささかみサマーキャンプ」です。

■パルシステムとJAささかみ

パルシステムとJAささかみは1978年から産直の事業と交流を続けています。都市と農村をつなぐこの事業と交流は、環境を保全し持続可能な食料生産をめざす環境保全型農業、資源循環型農業へと発展し、「ゆうきの里ささかみ」からは首都圏の消費者、生協組合員に安全でおいしい農産物が届けられ、また首都圏からは田植えや稲刈り、田んぼの生き物観察等のツアーとして、たくさんの生協組合員や家族が「ささかみ」を訪れています。

また2000年5月、(旧)新潟県笹神村、JAささかみ、パルシステム連合会の三者で「食料と農業に関する基本協定」を締結し、これにもとづく「食料と農業に関する推進協議会」を設置し、産直に関わるさまざまな事業をすすめています。




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