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掲載日:2006年6月15日

海を守る植樹活動に参加 「ふーどの森植樹ツアー」を開催しました
パルシステムは6月9日(金)〜11日(日)、北海道野付郡別海町で「ふーどの森植樹ツアー」を開催しました。40名の生協組合員が、海を守り豊かにするための植樹活動に参加し、500本の白樺を地元野付漁協婦人部のみなさんと一緒に植樹しました。

植樹を終えて記念撮影をする参加者の画像 パルシステム連合会は、6月9日(金)から3日間、パルシステムの産直産地である北海道の野付郡別海町で「ふーどの森植樹ツアー」を行いました。
 今年で7回目となるこのツアーは、野付漁協が1989年から取り組んでいる植樹活動に参加し、地球環境と生命の源である海を守り、豊かにすることを目的としています。

 今回のツアーには生協組合員と役職員の合計44名が参加しました。ツアー初日はまず野付漁協の概要、森林の役割・機能についてお聞きした後、ほたての殻むき体験に挑戦です。産地の方のようにうまくはいきませんが、みんな無事にむくことができました。その場で食べた新鮮なほたては甘みと歯ごたえがあり、おいしさに一同感激しました。

 翌日は真冬のような気温と雨の中、防寒着を野付漁協さんからお借りして完全防備の体制で、あさり掘りや地引網をして野付湾の生き物観察をしました。大きな粒のあさりがざくざくととれました。その後ウニの種苗センターを見学し、指先にのるほどの小さなウニやほたて、ナマコを見て、「育てる漁業」の一端を見せていただきました。昼食交流会では、まず甘酒で冷えた体を温めてから、漁協婦人部のみなさんが用意してくださったほっき貝の炊き込みごはん、アサリのみそ汁など心のこもったお料理やバーベキューを楽しみながら交流しました。
 午後はいよいよ植樹です。雨の中「新コープの森」で500本の白樺を漁協婦人部のみなさんと一緒に植樹しました。参加者一人ひとりが自分の植えた木に名札をつけ、「数年後大きくなった木に会いに来たい!」との声があがりました。

ほたての殻むきに挑戦する参加者の画像 小雨の残った最終日は、野付半島を散策して豊かな自然を満喫しました。ネイチャーガイドの方にトドワラや黒百合などの植物について詳しく説明を聞くことができました。帰る頃には青空も見え始め、知床や国後も見えました。この自然豊かな野付半島と野付湾は昨年11月にラムサール条約に登録されました。

 植樹ツアーの参加者からは、「100年先を考えた野付漁業の取り組みをもっと多くの人に知ってもらいたい」「本気で子孫に残せる地球環境を我々おとなはもっと考えて実行していく必要がある」との感想が述べられました。植樹した木を、パルシステムと野付漁協との交流のようにしっかりと、大きく大事に育てていきたいと思いながら、北海道からの帰路につきました。




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