
「うしさんに会いに行こう!」ツアーとタオル贈呈式を開催しました |
パルシステムは、6月3日(土)、埼玉県秩父市の秩父乳業株式会社にて「タオル贈呈式」を開催しました。今年2月に取り組んだ「牛乳産地にタオルを贈る運動」で寄せられた中から、3万74本のタオルと2,688通のメッセージを、秩父・児玉地区の牛乳生産者のみなさんに贈呈しました。 |
パルシステムでは、生協組合員の家庭に眠っているタオルを牛乳生産者に贈り、搾乳作業に利用していただく運動に1985年から取り組んでいます。この取り組みは、産地見学をした組合員が生産者から「良い原乳を出すためには牛の乳房を拭くタオルがたくさん必要」と聞いたことがきっかけでスタートしました。
21回目を迎えた今回は、8万8,462本のタオルと7,466通のメッセージが生協組合員より寄せられました。寄せられたタオルは、パルシステムの3つの牛乳産地(北海道根釧地区、岩手県奥中山地区、埼玉県秩父・児玉地区)へメッセージを添えてお届けします。
3日(土)は、3万74本のタオルと2,688通のメッセージを埼玉県秩父・児玉地区の生産者に贈呈しました。
3日の贈呈式は、生協組合員より毎年好評の「うしさんに会いに行こう!」ツアーの中で開催しました。ツアーには生協組合員とその家族など64名が参加しました。
一行はまず彩の国ふれあい牧場に向かい、バター作りに挑戦しました。自分たちで一生懸命作ったバターを作りたてのうちにパンにはさんで食べました。施設内では、牛に関するクイズや、牛の歴史、牛の部位パズルなどの展示物で牛について勉強しました。お昼には、秩父の郷土料理「おっきりこみ」をいただきました。山の上は少しひんやりしていたので、温かい「おっきりこみ」は大好評でした。
次に生産者の斎藤新一さん宅を訪れました。「うしさん大きい!」「おっぱい大きい!」と、子どもたちはたくさんの牛に興味津々。牛たちもめずらしい訪問者に興味を示したようでした。
その後、秩父乳業株式会社へ行き、「タオル贈呈式」を開催しました。組合員を代表してドゥコープ中根康子理事より生産者の中島真一さんへタオルの目録を、ユーアイコープ倉兼敏昭理事より生産者の斎藤新一さんへメッセージを贈呈しました。秩父乳業のみなさんからは「毎年贈られるタオルは、生産者にとってとても励みになっています」との言葉をいただきました。
最後は「牛乳これからも飲むぞー!」「おー!」の掛け声で式は終了し、おいしい牛乳についてたくさん学んだ1日となりました。
生産者のおひとりは、「タオルは毎日使うものだから、一番嬉しい贈り物です。みんなボロボロになるまでくり返し使っています」と話してくださいました。
パルシステムは今後も、組合員のみなさんのご協力の下、牛乳生産者にタオルを贈る運動を続けます。 |
〔資料〕うしさんに会いに行こう!ツアー |
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いざ、バター作り! |
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「おっきりこみいただいてまーす!」 |
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後ろから見ても大きいなぁ! |
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斎藤さんのポピー畑からおすそわけをいただきました。 |
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「タオル贈呈式」会場の様子 |
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牛乳タンク前で記念写真! |
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