本文へジャンプ
ここから上部共通ナビゲーションです
パルシステムのトップへ戻る
パルシステムのトップへ戻るパルシステム加入のご案内トップページへ資料請求する(資料請求フォームが開きます)お問い合わせ一覧ページへサイトマップへ
ホーム > ニュース一覧 > ニュース
ここから本文です

ニュース 目次に戻る



掲載日:2006年5月31日

小田原食と緑の協議会総会と合瀬氏講演会が開催されました
2006年5月28日(日)、小田原市下曽我の梅の里センターにおいて、小田原食と緑の交流推進協議会およびNPO法人小田原食とみどりの総会、NHK解説委員 合瀬宏毅氏の講演会が開催されました。

講演の様子の画像 小田原食と緑の交流推進協議会は、パルシステム生活協同組合連合会の会員生協である生活協同組合神奈川ゆめコープと、農事法人組合小田原産直組合が中心となり、2002年4月に結ばれた「小田原食料と農業に関する基本協定」の基本精神を具現化するために結成されました。
 本協議会は、組織の枠を超え、生産者と消費者で「環境保全・資源循環型農業」「地産地消」を推し進め、持続可能な社会づくりに向けた地域活性化の拠点づくりをめざしていくなど、食料の自給と安定、持続可能な農業をめざすと共に、『農』を通した「食育」「環境」「食のあり方」を問い、都市と農村の新たな交流をすすめるものとして、体験交流農場等の各種事業を展開しています。

 2006年5月28日(日)、小田原市下曽我の梅の里センターにおいて、小田原食と緑の交流推進協議会およびNPO法人小田原食とみどりの総会が開催され、それぞれ滞りなくすべての議案が可決され終えることができました。午後からはNHK解説委員 合瀬宏毅氏をお迎えし、「地域農産物に期待すること、都市消費者との交流による可能性」という題で、講演会を開催しました。

会場の様子の画像 合瀬氏は、番組の録画も交えながら、地域農産物の普及には「物語(=ストーリー)」、そして「感動」が重要な要素であることをお話しされました。
 成功例として「地元のものを無駄なく使って売り上げを伸ばしたトマトケチャップ」、「カリフォルニアワイン造りの指導者を招いた知的障害者更正施設でのワイン造り」、「牛乳を動かさない製法で絶品のチーズを作っている知的障害者更正施設」、また失敗例として「コスト減に走ったため人が離れてしまったファミリーレストラン」、「豆を生で食してはいけないという常識が忘れられたがために事故が発生した『白いんげん豆ダイエット』」など、豊富な具体例を上げながら、「物語」と「感動」の大切さをお話してくださいました。
 講演の最後に「良い農産物は地域にあり、景観とも切り離せないものです。小田原の梅なども今後細かく分析してゆくとよいでしょう」とまとめられ、参加者にとっては、「小田原の地で『物語』と『感動』を作っていこう」と言う思いを新たにする講演となりました。




このページの上へ戻る