パルシステムは、各地の提携産地や地域の行政と「食料と農業に関する基本協定」を結び、環境保全型・地域循環型農業の推進やさまざまな産直交流に取り組んでいます。「オニオン祭」は、小田原産直組合(ジョイファーム小田原)、神奈川ゆめコープ、パルシステム生活協同組合連合会、(株)ジーピーエスの四者が調印した「食料と農業に関する基本協定」のもとに結成した「小田原食と緑の交流推進協議会」の主催で開催しました。
第11回目となった今回の「オニオン祭」には、パルシステムの組合員とその家族や小田原市民442名に、スタッフや生産者を合わせて約520名が参加しました。
実行委員長の小澤雅典さんのあいさつで開会した後、収穫体験が始まりました。生育が遅れていたため当初の予定を変更し、2つの圃場に分かれての収穫体験となりました。
シロツメクサの花やカエルなどを眺めながらの楽しい作業です。思ったよりも玉ねぎがスルスルと抜けることに感動しながら、一面の畑の玉ねぎをみんなで収穫しました。生産者が作ってくれた説明の紙を見ながら、収穫・整形(玉ねぎの葉と根を切る作業)・コンテナへの箱詰め・袋詰・マルチの片付けといった一連の作業を行いました。
お昼には、ジョイファーム小田原の女性部の皆さんが作ってくださった、玉ねぎたっぷりの手作りカレー、かつお節としょうゆをかけた玉ねぎのスライスをいただきました。甘味のあるカレーは参加した皆さんから大好評でした。
午後からは、恒例のゲーム大会「梅干の種飛ばし大会」「スライス玉ねぎの早食い大会」を楽しみました。
参加者からは「毎年、玉ねぎ掘りを楽しみにしています」「玉ねぎをどのように掘るかこちらにくるようになってはじめて知りました。子どもたちにとっては、お花摘み、かえる、虫取りも魅力的なようです」「子どもたちに田舎がなく、畑に入る機会がないので毎年参加しています」などオニオン祭を毎年楽しみにしている声をたくさんいただきました。
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