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掲載日:2006年3月14日

「産地へ行こう。美し国、海の恵みツアー」を開催しました
パルシステム連合会は、3月10日(金)〜12日(日)、三重県伊勢・鳥羽市において「産地へ行こう。美(うま)し国、海の恵みツアー」を開催しました。首都圏から生協組合員ら20名が参加し、産直産地である「紀伊半島食と緑の交流協議会」のみなさんと交流を深めました。

大淀 アサリの選別を見学する参加者の画像 パルシステム連合会は、「産地へ行こう。」ツアーを開催し、命をはぐくむ食の生まれ故郷を訪ねる「体験」と「発見」を通して、産地生産者と生協組合員の交流を深めています。2004年度は22回のツアーを開催し、2,253名の生協組合員が産地を訪れました。今年度も20のツアーを企画し、参加された組合員の皆さんより大変ご好評いただいています。

 3月10日(金)より12日(日)まで、二泊三日で開催した「産地へ行こう。美し国、海の恵みツアー」には、パルシステムの組合員20名が参加し、「紀伊半島食と緑の交流協議会」()の皆さんと交流を深めました。

 ツアー初日、木曽三川の木曽川・揖斐川の河口でヤマトシジミ漁を漁船に乗って見学しました。夏場は岸から見学できるところでも漁をしていますが、今の時期は5〜10km上流が漁場となるそうです。できたてのシジミ汁と桑名名産の焼きハマグリをご馳走になりました。その後、松坂と伊勢のほぼ中間に位置する大淀(おいず)貝類流通センターを訪れ、大きな水槽でシジミ、アサリ、ハマグリの砂出しを行っている様子や、選別、パック詰めを見学しました。

祭り寿司の講師と参加者の画像 2日目は、三重県下でも優良な海苔の産地、菅島(すがしま)を訪れ、船から収穫作業を間近に見学しました。収穫した海苔はていねいに洗った後、細かく刻まれ、板海苔に加工されます。海苔は1枚づつ乾燥し、異物混入、穴、破れをチェックした後出荷されます。三重県各地から集められた海苔はせりにかけられ、せり落とされた海苔は、個人消費者向け、業務用など、さまざまな形態に二次加工して出荷されていきます。ここでは「模擬入札体験」にも挑戦し、5品目の入札を行いました。
 昼食は、鳥羽産の海苔とJA伊勢の三重こしひかりで祭り寿司を作りました。海苔や米の説明を受けながら生産者の顔を思い浮かべ、きれいにできあがったお寿司をいただきました。夜の交流会には、「紀伊半島食と緑の交流協議会」のメンバーも参加され、紀伊半島の様子を知ることができました。

 最終日は厳かな雰囲気の中、伊勢神宮内宮に参拝しました。日曜日とあってお参りする人は引きも切らず、各地からバスで訪れる人の中には揃いのはっぴ姿の方も。参拝後はおはらい町、おかげ横丁で伊勢の名物、おいしいものを堪能しました。

 参加者からは「普段見られない漁の様子を見られて良かった」、「貝類にもおいしい時期があることがわかりました」、「海苔の加工にこんなに手間がかかっているとは知らなかった。これからはよく味わって食べます」等の声が寄せられました。

紀伊半島食と緑の交流協議会

2002年7月に設立した、紀伊半島下の和歌山、三重、奈良の三県にまたがる各団体による協議会。同地域に都市住民を招いての交流や農作業体験(グリーンツーリズム)等を通じて、生産者と消費者の本当の意味での信頼関係のしたで、消費者の求める安心・安全な食の提供をおこなえる提携関係をめざしています。

参加団体:さんまる柑橘同志会、紀ノ川農業協同組合(和歌山県)、大紀コープファーム(奈良県)、みえぎょれん販売、JA伊勢、農業生産法人御浜天地(三重県)




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