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掲載日:2006年2月1日

「産地へ行こう。田尻町エコツーリズム」ツアーを開催しました
パルシステム連合会は、1月28(土)・29(日)、宮城県田尻町において「産地へ行こう。田尻町エコツーリズム」ツアーを開催しました。首都圏から生協組合員ら23名が参加し、田尻町が取り組むふゆみずたんぼや、ラムサール条約に登録された蕪栗沼などを訪れました。

マガン観察の模様の画像 パルシステム連合会は、「産地へ行こう。」ツアーを開催し、命をはぐくむ食の生まれ故郷を訪ねる「体験」と「発見」を通して、産地生産者と生協組合員の交流を深めています。2004年度は22回のツアーを開催し、2,253名の生協組合員が産地を訪れました。今年度も20のツアーを企画しています。

 今回開催した「産地へ行こう。田尻町エコツーリズム」ツアーでは、パルシステムの生協組合員ら23名が、1月28日(土)・29日(日)、一泊二日でパルシステムの産直産地、JAみどりのがある宮城県田尻町を訪れました。田尻町は、パルシステムが応援する田んぼの生きもの調査プロジェクトの発信地でもあります。参加者らはふゆみずたんぼや、2005年11月にラムサール条約に登録された蕪栗沼とその周辺の湿地を訪れました。

俳句発表会の表彰式の模様の画像 ツアーの初日は、ラムサール条約登録地である蕪栗沼に向かい、マガンのねぐら入りをを観察しました。日がだんだん落ちてくると、マガンは家族ごとにあちこちの田んぼから蕪栗沼に帰ってきました。マガンの大群が、きれいな夕焼けの中を飛行する様子を観察できました。

 夜の交流会では、地元の方々が伝統芸能である和太鼓を演奏しました。壮大な演奏に、参加者らは感動していました。また、生産者にも8名ほどお集まりいただき、地元の料理を囲んで交流を深めました。
 組合員からは「生産する心意気を強く感じた。生産する人の言葉を子どもにも直に伝えたい」、「荘厳な風景や、寒さを感じることができ、生産者の声を聞けて幸せでした」などの感想が聞こえました。会の最後はみんなで、「ふゆみずたんぼ」の歌の合唱をしました。

 翌日は早朝より蕪栗沼に向かい、マガンの飛び立ちを観察しました。夜明け少し前、空を真っ黒に染めるほどマガンが一斉に飛び立つ様子に壮大な自然を感じました。朝食後、ふゆみずたんぼの調査に出発。凍っている冬の田んぼの様子を観察しながら、「ふゆみずたんぼには2倍の手間がかかりますが、雁に語りかけながら農作業をやっています」などという、講師と生産者の話をうかがいました。ツアー最後のお別れ会では俳句発表会を行いました。特賞は男性参加者の「鍵の字の くずれて落ちる 田冬水」。

 参加者からは、「生態系の中で、人と生物が共生するという講師の岩渕成紀先生の話に深く共感しました」、「鳥を通して多くのことを学んだ気がします。今回の体験を多くの友人に伝えたいと思います」、「田尻町の人々の暖かさに触れることができ、よかったです。これから意識的にJAみどりのの農産物を買ってしまうことでしょう」という声が寄せられました。




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