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掲載日:2005年11月21日

「第2回パルシステム セカンドステージ事業フォーラム」を開催しました
パルシステム連合会は、11月19日(土)、「団塊・シニア市場」における事業の可能性を探る「第2回パルシステム セカンドステージ事業フォーラム」を開催し、村田裕之氏の講演、パルシステムの「セカンドステージ事業構想案」の中間報告や意見交換をおこないました。

会場の模様の画像 年々上昇する日本の高齢化率は、2004年には19.5%となり、「超高齢社会」となるのは時間の問題といわれています。特に団塊世代が大量リタイアする2007年へ向けて、さまざまな社会的変化・影響がますます顕在化してきます。

 この間、パルシステム連合会では、本格的な高齢社会に対応する新しい生協事業のあり方を検討してきました。現在、「くらし課題解決事業」をめざして、「食」「農」「暮らし(福祉)」などの分野で、アクティブ・シニア層の女性を対象に、働く場・学ぶ場・遊びの場を地域に形成していくことを支援する事業、「セカンドステージ事業」の研究を進めています。

 パルシステム連合会が考えている「セカンドステージ事業」とは、現在の商品供給事業とは異なる「くらしを支える地域サービス」という切り口で、現在のパルシステムの強みを生かして、生協組織をベースに、地域を軸として問題解決を自らおこなう人を支援し、活躍の場を提供していく事業です。企業などによるシニア向け高付加価値商品やサービスの販売とは異なり、自ら参加し、「やりたい!」事を実現し、つなげていくプラットホーム型の地域コミュニティを創りだす事業を考えています。

 フォーラムの開会にあたり、パルシステム連合会の若森資朗専務理事より「その時代、時代に、何が求められているのかということを捉え、先見的に取り組んでいくことが生協に求められています。セカンドステージ事業の構築に向けて、本日のフォーラムを新しいチャレンジの一つの過程としていきたいと思っています」との挨拶がなされました。

 前半では村田裕之氏(村田アソシエイツ代表)より、「団塊・シニア市場と地域ミニビジネス起業のヒント」と題してご講演いただきました。村田氏は、団塊世代の多様化する「消費の仕方」「時間の過ごし方」「働き方」に適応していくことの重要性を、国内外の豊富な成功事例を紹介しながら述べられました。

セカンドステージ情報誌(見本誌)の画像 続いてパルシステム連合会 山本伸司常務執行役員、小山邦子事務局長より「セカンドステージ事業の全体構想と行動媒体」として、これまで検討を進めてきたセカンドステージ事業の中間報告をおこないました。地域の事業主体と事業支援母体(仮称:セカンドリーグ)を中心とする、セカンドステージ事業の全体構造、事業支援母体の具体的な支援機能や収益構造、導入に向けたスケジュール案などが報告され、セカンドステージ情報紙「のんびる(仮称)」の見本誌が紹介されました。

 会場からは、紹介された情報誌に対するさまざまな意見や要望、またNPO自体が持っている事業的な弱さをどうとらえるのかなど、活発な意見・質問が出されました。パルシステムでは、これらの意見も踏まえ、セカンドステージ事業の構築に向けて検討を重ねていきます。




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