
全国青年農業者交流会を開催しました |
9月8日(木)午前11時より、東京・文京区の全林野会館にて、パルシステムの生産者や生協組合員180名が参加し「青年農業者交流会」を開催しました。次世代を担う若手生産者が集まり、「俺たちの夢」をテーマに、これからの農業について熱く語り合いました。 |
パルシステム連合会
の取引産地生産者と生協、組合員でつくる首都圏コープ生産者・消費者協議会(以下、生消協)は、9月8日(木)東京・文京区の「全林野会館プラザ・フォレスト」において、「2005年度全国青年農業者交流会」を開催しました。
若手生産者どうし、また消費者である生協組合員との交流をはかる青年農業者交流会も今年で4回目となりますが、今回は初めて生産者が実行委員会を結成し、生産者による運営で進められました。「俺たちの夢」をテーマにしたこの交流会に、全国の生産者90名、生協組合員90名の180名が集まりました。
台風14号が通過した翌日の交流会となり、開会挨拶にたった実行委員長の矢内克志さん(沃土会)は、「台風の後片付けで忙しい中、大勢の方に参加していただきありがとうございます。20名の生産者が集まり、協力して準備してきました。今日は“俺たちの夢”をみんなで語り、盛り上げていきましょう」と会場に呼びかけました。
続いて、「産地ビジョンづくり!俺たちの夢!!」をテーマに、沃土会の矢内克志さん、東京マイコープの私市知恵子理事、生消協顧問の谷口吉光さんがパネラーとなり、野菜くらぶの毛利嘉宏さんをコーディネーターとして、パネルディスカッションを行いました。後継者問題や、産地ビジョンづくりについて、会場のからも意見を聞きながら進められたディスカッションに、参加者らは熱心に耳を傾けていました。
昼食交流の後、15グループに分かれ、生産者と消費者が、「俺たちの夢」と「消費者の期待」について意見を出し合いました。そしてそれらの実現するための具体的な方法まで意見交換をし、最後にグループごとの発表をおこないました。「収量の安定」、「おいしい野菜を作る」、「仲間を増やす」など生産への意見や、「嫁をもらう!」などの声もあがっていました。消費者側からは「安全で、おいしくて、安いもの」を期待するとの意見が出されていました。生・消とも「顔の見える関係」をめざし、ファンクラブの結成や、インターネットを使った情報公開、交流の活発化などをおこなっていきたいという意見が出されました。
この交流会には、米沢郷牧場の伊藤幸吉さんや、無茶々園の片山元治さんなどベテラン世代も数名参加して、若手へのメッセージを送りました。
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