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掲載日:2005年7月25日

プラスチックボトルリユース研究報告会をおこないました
首都圏コープ事業連合は、7月22日(金)、東京・文京区の文京シビックセンターにおいて、「プラスチックボトルリユース研究報告会」を開催しました。生協組合員など44名が参加し、諸外国でのボトルリユースの取り組みや、パルシステムの研究について理解を深めました。

舊橋さんの講演の模様の画像 首都圏コープ事業連合は、食と農を支える「産直」と循環型社会をめざす「環境」を原点として事業に取り組んでいます。当会の「パルシステム」では、飲料容器に関して、リユース・リサイクルが可能なリユースびん、紙パック、ABパック、缶を基本として供給していますが、現在供給している容器よりも、より環境負荷の少ない容器を研究するため、2004年2月に当会の子会社である(株)エコサポートを事務局とし、「容器リユース研究会」を発足しました。

 7月22日、「容器リユース研究会」がこの1年半、研究を重ねてきたプラスチックボトルリユースについて報告会を開催しました。開会にあたって、首都圏コープ事業連合若森資朗専務理事は、「プラスチックボトルのリユースについては、ヨーロッパでは定着しているが、日本ではまだ取り組みがない。パルシステムの特徴であるチャレンジの姿勢で研究を進め、来年3月までに結論を出したいと考えています。こうした取り組みで社会貢献していきたい」と述べました。

欧米のリユース・プラスチックボトルの画像 続いて、容器リユース研究会 プラスチックコンサルタントの舊橋彰さんに「諸外国でのボトルリユースの取り組み」と題してご講演いただきました。主にヨーロッパでの取り組みについてご紹介いただき、回収されたPETボトルが、検査、洗浄されて再び製品になるまでの流れをわかりやすくご説明いただきました。また、PETボトルがリユースされれば、ゴミやCO2削減に非常に効果があるとお話されました。

 また、神戸大学大学院教授 石川雅紀さんから、「プラスチックボトルのリユースについて」をテーマに、容器包装リサイクル法とリユースボトルについてご説明いただきました。石川さんは、自由市場では一般にはワンウェイ化するが、リユースボトルが成功する市場もあると述べられました。 最後に、容器リユース研究会事務局で(株)エコサポートの小沢一郎さんより、この間の研究について報告がありました。今後、首都圏コープ事業連合と容器リユース研究会の合同プロジェクトを立ち上げ、本格的な検討を進めていく予定だと報告がありました。

 会場の皆さんからも、プラスチックボトルのリユースについて、臭いや色の吸着の問題、安全性、ボトルのフタなどについてたくさんの質問が寄せられました。参加者からは「日本初の取り組みに挑戦するパルシステムのチャレンジ姿勢は応援したい」との声もあがりました。




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