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掲載日:2005年6月28日

JA北いぶき妹背牛支所 公開確認会を開催しました
「きらら397」「ほしのゆめ」でおなじみの米産地、JA北いぶき妹背牛支所にて、今年度初となる公開確認会を6月16・17日の2日間にわたって開催しました。消費者である生協組合員20名が訪れ、ほ場やカントリーエレベーターを視察しました。

広大な田んぼを視察する参加者たちの画像 首都圏コープ事業連合は、2005年6月16・17日の2日間、個人対応型無店舗事業パルシステムの米産地、北いぶき農業協同組合妹背牛支所(北海道雨竜郡)にて、公開確認会を開催しました。首都圏コープグループの組合員・役職員ら38名、北海道や東北のパルシステムの産直産地から生産者ら35名、JA北いぶきの生産者や関係者44名が参加しました。

 開会挨拶で、首都圏コープ事業連合 山本伸司商品統括本部長は「公開確認会は消費者と生産者の出会いの場です。問題点も公開して、解決に向け一緒に努力することが大切。自分のこととして問題をとらえ、一緒に考えていきましょう」と参加者に呼びかけました。

 その後、JA北いぶきの職員の方から、産地の理念や歴史などについての説明を受けました。妹背牛支所では5年前より農薬を減らす取り組みをスタートし、「減農薬クリーン米」の栽培に力を入れています。病害虫対策のため畦畔にハーブを植えるなど、人と環境にやさしい米作りを実践していることが紹介されました。翌日、ハーブを植えたほ場を視察しました。北海道ならではの広大な田んぼに参加者たちは驚き、除草や病害虫対策は大変な作業であることを実感しました。

 その後の確認会の会場では除草についての問題が取り上げられ、生産者から「JA側から除草剤は1種類と限定されているが、現状にあわせて対応できるように3〜4種類から選べるようにしてほしい。除草がネックになって減農薬栽培を挫折する生産者がたくさんいる」との意見が出されました。監査人からは「手取り除草をしていますか?」という質問が出され、「大きいものは取りますが、小さいものは見ないようにしています」「夫婦2人ではとても無理」との回答が生産者から寄せられました。また、生産者からパルシステムに「除草剤を使わない米の契約をどうやってやっているのか」といった質問も出され、除草に関する問題の大きさを感じました。

 公開確認会の最後に、監査人から「努力している姿がとても伝わってきて感動した」(東京マイコープ組合員)、「生産者同士、技術や意見の交流を進めていきたい」(大牧農場 五十川代表)との所見が出されました。まとめを受け、JA北いぶき代表理事副組合長の中易猛さんは、「公開確認会をとても楽しみにしていました。実際に来てもらって目で見て安心・安全を確認してもらえたと思います。それをぜひ他の人にも伝えてください。これからも妹背牛の米を愛していただきたい」と語りました。

 JA北いぶきの「きらら397」と「ほしのゆめ」は、パルシステム10月4回の企画から新米をお届けする予定です。どうぞお楽しみに。

JA北いぶき妹背牛支所公開確認会(2005.06.16〜06.17)
公開確認会の模様の画像 ■JA北いぶき妹背牛支所大ホールにて公開確認会を開催しました。
資料を確認する監査人の画像 ■栽培管理記録表など資料を確認する監査人。
カントリーエレベーターを見学する参加者の画像 ■妹背牛地区カントリーエレベーターを見学。コンタミ防止に非常に気を使われていました。
バーベキューの模様の画像 ■夜は土間の体育館で、バーベキュー。生産者の皆さんと交流を深めました。
公開確認会の模様の画像 ■公開確認会にて。生産者の皆さんと意見交換をおこないました。




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