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掲載日:2005年6月27日

ささかみ草取りツアーをおこないました
首都圏コープは、6月18日(土)・19日(日)の両日、新潟県阿賀野市において「ささかみ草取りツアー」を開催しました。組合員と生産者ら230名が参加し、5月14日に生協組合員が田植えをした田んぼの草取りをおこないました。

「がんばれ松井!」松井選手のかかしが田んぼを見守っています。 首都圏コープ事業連合は、「産地へ行こう。」ツアーを開催し、命をはぐくむ食の生まれ故郷を訪ねる「体験」と「発見」を通して、産地生産者と生協組合員の交流を深めています。2004年度は22回のツアーを開催し、2,253名の生協組合員が産地を訪れました。今年度も20のツアーを企画しています。
 今回開催した「ささかみ草取りツアー」は、5月に開催した「ささかみ田植えツアー」に続くもので、1ヶ月前に生協組合員が田植えをした田んぼの草取りをしました。首都圏コープの組合員66名、地元の新潟県総合生協の皆さん10名、新潟大学生35名、JAささかみの職員と生産者80名など総勢230名が参加しました。

親子で草取り。大変な作業です。 田植えから1ヶ月、生育状況は初めのうち気温が上がらず遅れ気味でしたが、最近気温が上がり平年並みに近づいているそうです。雑草の種類、見分け方の説明を受けた後、田んぼの中へ。取った草は、土の中に埋め込んでいきます。田植え以上に厳しいこの草取り作業は、収穫まで3〜4回必要だそうです。水の中には足がはえたおたまじゃくしもたくさんいて、子どもたちは、草取りよりもカエルやおたまじゃくしを捕まえるほうに夢中になっていました。
 その後、かかし作りに挑戦し、松井、カリスマ主婦、ミス脚線美など個性的なかかしが出来上がりました。

 交流会は「瓢湖屋敷の杜ブルワリー」にて世界に認められた地ビールで乾杯!農作業の後の渇いたのどを潤しながら、生産者の皆さんや学生達と交流を深めました。交流会の後はほたる観賞へ。時期的に少し早く数は少なかったのですが、田んぼに舞うほたるに参加者は大喜びでした。

 翌日は、生き物観察、笹だんご作りなどを体験。生き物観察ではトンボが12種類も見られました。ザリガニつりも楽しみました。ささかみでは、去年から田んぼの中に住んでいる豊かな生態系を詳しく調査し、その記録を蓄積していく「たんぼの生きもの調査」に取り組んでいます。今回の生き物調査では、減化学肥料・減農薬より冬季湛水(有機栽培)の田んぼのほうが生き物の数が多いという報告がありました。

 ささかみでは8月19日から3日間、「ささかみサマーキャンプ」を開催する予定です。

■首都圏コープとJAささかみ

首都圏コープとJAささかみは1978年から産直の事業と交流を続けています。都市と農村をつなぐこの事業と交流は、環境を保全し持続可能な食料生産をめざす環境保全型農業、資源循環型農業へと発展し、「ゆうきの里ささかみ」から首都圏の消費者、生協組合員に安全でおいしい農産物が届けられ、首都圏からは田植えや稲刈り、田んぼの生き物観察等のツアーとして、たくさんの生協組合員や家族が「ささかみ」を訪れています。

また2000年5月、(旧)新潟県笹神村、JAささかみ、首都圏コープ事業連合の三者で「食料と農業に関する基本協定」を締結し、これにもとづく「食料と農業に関する推進協議会」を設置し、産直に関わるさまざまな事業をすすめてまいりました。昨年は、この長年の取り組みが評価され、日本農業賞(主催:日本放送協会、全国農協中央会、講演:農林水産省)特別部門「食の架け橋賞」の大賞を受賞し、受賞記念の植樹を2005年6月5日におこないました。




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