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掲載日:2005年4月1日

GTL混合燃料による一般道路走行試験の中間報告会を開催しました
首都圏コープ事業連合は、3月30日(水)午後3時より、茗渓会館(東京都文京区)において、GTL混合燃料による一般道路走行試験の中間報告会を開催し、試験のまとめと成果、今後の取り組みなどについて、関係者に報告しました。

GTL混合燃料を給油するパルシステムのトラック 首都圏コープ事業連合は、シェルインターナショナルガス社、昭和シェル石油株式会社、三菱商事株式会社と共同で、GTL燃料()の実用化に向けた試験・研究に取り組んできました。

 3月30日(水)午後3時より、茗渓会館(東京都文京区)において開催した中間報告会では、試験に協力した関係者に集まっていただき、第三段階の試験にあたる「GTL混合燃料による一般道路走行試験」の成果が報告されました。この走行実験は、2003年11月から2004年9月までの期間、実際にパルシステムの配送をおこなっている車両(13トン車、3トン車、1.5トン車)を用いておこなわれたもので、通常の軽油とGTL燃料とを一定の比率で混合した燃料を使用しました。

 試験結果を取りまとめた三菱商事株式会社石油事業戦略室の松原秀樹氏からは、GTL燃料を使用するにあたって何らの部品変更等をおこなわなかったにも関わらず全車両とも一切の不具合は認めらなかったこと、排出ガス主要項目のすべてにおいて低減効果が認められたことなどが報告されました。特に、排出される粒子状物質のうち、人体に影響があるといわれている小さな粒子(ナノ粒子)の排出量が、アイドリング中や低速走行時などの低負荷領域において4〜6割程度の低減が見られたことが報告されました。

会場の模様 しかしまだ調査・実験は中間段階であり、今後もさらに研究を重ねていきます。2005年度は、硫黄分が10ppm以下の軽油(サルファーフリー軽油)との混合燃料による各種試験、新長期規制対応のディーゼルエンジンによるテストの実施などを予定しています。

GTL(Gas to Liquid)…天然ガスから合成した液体燃料です。無色透明な液体、硫黄分を含まない、高いセタン価(ディーゼルエンジンの着火性指数)、などの特徴があります。窒素酸化物、粒子状物質、一酸化炭素、未燃炭化水素のような有害物質を排ガス中から減少させます。




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