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掲載日:2005年3月25日

フェアトレードの原点 フィリピン・ネグロス交流ツアーを開催しました
首都圏コープグループは、3月13日(日)から18日(土)までの日程で、首都圏コープグループのフェアトレード商品の原点とも言えるバランゴンバナナの産地、フィリピン・ネグロス島を訪ねる交流ツアーを実施しました。

ナギスロッドのさとうきび畑にて。メモをとりながら見学をする参加者ら 首都圏コープグループは、産直と環境を大切にする生協グループとして国内産直を中心に据えた農産物の供給を行う一方、国内で自給できない産品で、生協組合員のくらしに無くてはならない商品について海外とのフェアトレードの顔の見える国際産直を行ってきました。特に、1990年より開始されたフィリピン・ネグロス島との交流とバランゴンバナナやマスコバド糖の輸入は、首都圏コープグループのフェアトレードにおける最初の国際産直品として特徴的な商品であり、毎年交流ツアーを開催してきました。

 今回の交流ツアーには、会員生協の組合員と役職員など10名が参加しました。3月13日に現地バコロドに到着した一行は、翌14日より産地を訪問して、収穫作業やパッキング作業、生産者宅での民泊など、フィリピンの皆さんの暮らしを体験しました。

生産者との交流の模様。意見交換をして交流を深めました 参加者からは「生産者の皆さんは、バナナやさとうきびをつくり、得た収入で子どもたちの食事や教育を保証していきたいとみんながんばっていました。また、道路事情が非情に悪く、デリケートなバナナにとっては過酷な条件であることも知りました。しかし、現地では、収穫されたバナナを山ですぐにパッキングするなどして傷まないよう工夫されていました。日本のように裕福ではありませんが、笑顔を忘れず助け合いながら生きている姿が心強く感じられました」、「さとうきび労働者の歴史を知り、今後自分になにができるかを考えさせられました。商品のおいしさだけではなく、どういう思いで作られてきたのかを職場の仲間や組合員に伝えたい」などの感想が寄せられました。

 歴史と意義、フィリピンの文化・歴史・暮らしを実感し、お互いの絆を深めた交流ツアーとなりました。

■フィリピン・ネグロス交流ツアー

【行程表】

3月13日(日) 成田→マニラ→バコロド
3月14日(月) バナナ産地ニアノース
*バナナ収穫・地域内パッキング作業視察
*山での栽培バナナ圃場を視察(アドバンスIBOB)
カタイワ圃場視察(砂糖キビ畑の中のバナナ圃場)
*コンテナヤード視察
タリサイ・パッキングセンター視察
*パッキングセンター=バナナを洗浄箱詰めする場所
3月15日(火) カネシゲファーム&堆肥センター視察
バナナ産地ナギスロット訪問
*地域内のバナナ圃場、砂糖キビ畑を視察
*ナギスロッドの生産者たちと交流
3月16日(水) マンブカル・リゾートセンター
ネグロス物産ショウルーム、ネグロス博物館
3月17日(木) マスコバド製糖工場視察
公共市場(青果市場)、ショッピングモール
反省会
3月18日(金) バコロド→マニラ→成田



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