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掲載日:2005年2月15日

『POCO21』読者交流会を開催しました

会場の模様 首都圏コープ事業連合の会員生協である生活協同組合 コープやまなしは、2月11日(金)山梨県甲府市の県立文学館において、首都圏コープ事業連合が発行している情報誌『POCO21』の読者交流会として、「映画『母のいる場所』上映会&原作者 久田恵さん講演会」を開催しました。

 今回の交流会は、『POCO21』の編集会議メンバーの一人である久田恵さんによる講演と、久田さんの著書「母のいる場所 ―シルバーヴィラ向山物語―」が原作となって映画化された「母のいる場所」の上映会を同時に開催しました。上映にあたっては、コープやまなしが中心となった「母のいる場所上映実行委員会」が結成され、地域の皆さんと手を結んだ広がりのある取り組みとなり、当日は、コープやまなしの生協組合員を中心に約400名の皆さんが集まりました。

講演中の久田恵さん 映画の上映に先立ち、行われた久田恵さんの講演では、久田さんの子育てや介護の経験のお話をいただき、「人生はさまざまなハプニングの連続であり、そのハプニングに真剣に向き合うこと、そこから真の関係が生まれる」とのお話に、参加者はうなずきながら耳を傾けていました。
 車いすに乗る槇坪夛鶴子監督の「母のいる場所」の上映会では、介護に直面した家族がさまざまな苦労に直面しながらも、多くの問題や苦労にきちんと向き合い乗り切っていく様子や、暗いだけが強調されがちなホームでの生活も実際はさまざまな出来事に彩られ決して一様ではないお年寄りたちの日常生活などを丁寧に描かれており、多くの観客の共感を得ていました。

 久田恵さんのお話や映画から「真摯に生きること」の意味をかみ締め、あらためて「家族の絆」「介護とは」などについて考えるきっかけとなった交流会でした。なお今回のこの企画により生じた収益およそ15万円を、新潟中越地震により被災された授産施設「NPO法人支援あんしん」にお届けする予定です。

 『POCO21』は、多くの読者者との交流を大切にしながら、これからもくらしの中から社会を見つめる目を大切にし、しっかりとした取材とデータに基づいた記事づくりの姿勢を堅持してまいります。

■POCO21
2002年に創刊した首都圏コープ事業連合が発行する月刊生活情報誌。ノンフィクションライターの橋本克彦氏、吉田司氏、佐野眞一氏、久田恵氏を編集委員に迎え、「2時間で読み解く、食卓の社会情報誌」を合言葉に、幅広いジャンルの社会問題を独自の視点と分析で掲載しています。
*お問い合わせはこちらまで
首都圏コープ事業連合 運営部 電話:03-5976-6133(担当:臼木)

『POCO21』について詳しくは下記よりご覧ください。
2時間で読み解く、食卓の社会情報誌『POCO21』



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