
首都圏コープ事業連合の取引産地生産者と生協、組合員でつくる首都圏コープ生産者・消費者協議会は、2月1日(火)、東京文京区の「全林野会館プラザ・フォレスト」にて、「第3回全国女性生産者交流会」を開催しました。
交流する機会の少ない産地の女性たちのネットワーキングをめざし、2002年度より取り組んでいる全国女性生産者交流会も今回で3回目となりました。当日は、全国各地から女性生産者92名と生協組合員など消費者80名が集まりました。
3回目となる今年は、昨年開催時に配布したレシピ集『食べてみよう…あの産地の、あのおかず!!』を使って実際に各産地でその料理に挑戦し、結果を報告しあいました。「アップルファームさみず」(長野県)のレシピ「こねつけ」は、佐原農産物供給センター「農め〜くくらぶ」(千葉県)、ドゥコープ(埼玉県)理事らが挑戦し、「中にどうやってみそを入れたらいいのでしょう?」「難しかった」など報告され、それに対し「アップルファームさみず」の生産者が「こねつけは“ばーちゃん”の得意料理。みそに混ぜる砂糖を控えめにするといいですよ」などと答えました。
続いて行われた毎年恒例の一品持ち寄りの昼食交流では、テーブルいっぱいに生産者・消費者手作りのおかずが広げられ、全員で食事をしながら交流を深めました。生産者からは郷土料理や生産物を使った料理が、消費者からはパルシステム商品を使った料理などがテーブルを飾りました。1時間弱の短い昼食交流でしたが、女性どうしすぐに打ち解け、日頃のくらしや食、子育てなど生活に密着した意見交換をし、交流を深めました。
今回より生産者が実行委員を務め、この交流会のシンボルとなる旗も作製されました。交流会の最後には、今回担当した千葉県の生産者から、次回担当する山形県の生産者に、「女性生産者交流会」のオレンジ色の旗が手渡されました。首都圏コープの産直産地の女性グループの活動は年を追って活発になっています。この全国女性生産者交流会の参加者も年々増え、また女性生産者どうし産地見学をするなどの交流も始まっています。 |
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