首都圏コープ事業連合は、パルシステムで、去る1月29日(土)「手作りみそ電話相談」を行いました。
当日は、「首都圏コープ協力会」に加盟している丸久味噌株式会社(新潟県上越市)の山林工場長と、味噌作りベテランの神奈川ゆめコープ組合員らが、相談員を務めました。
パルシステムは、毎年1月を食育月間とし、商品カタログを通して生協組合員にみそ作りを提案しています。
「手作りみそ」電話相談は昨年に引き続き、今年で2回目の開催となりました。昨年同様、午前10時の受付から終了の午後4時まで電話が鳴り続け、合計111件の相談が寄せられました。
昨年に比べると、小さいお子さんのいるご家庭向けのカタログ『YUMYUM』をご利用いただいている組合員からの相談件数が増え、相談内容も「これから作ります。圧力鍋と普通の鍋とどちらがいいですか?」、「マンションなのですが、保管のときに気をつけることは?」など初々しい質問を多くいただきました。
昨年の経験者からも「作ったみそが、お酒のようなアルコール臭がする」などと相談が寄せられました。また、みそ作りのベテランからは「白みそにチャレンジしたい」「麦麹でつくれませんか」などとワンランク上の質問も寄せられました。
パルシステムの「手作りみそ」電話相談は、みその専門家と、家庭でのみそ作りベテランの両面から相談にお答えし、生協組合員さんのみそ作りをサポートします。家族や仲間と「おいしいね」と食卓を囲む、土や作物に触れる、食べ物の命を感じる、自然や作り手の存在を知る、といったたくさんの食体験が豊かな五感の源となり、他者への思いやりや感謝の心を育むのだと、パルシステムでは考えます。みそ作りのほかにも、6月には「手作り梅干し電話相談」を行うなど日本の食を大切にし、豊かな食生活を提案していきます。 |