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掲載日:2005年1月13日

「21世紀型生協シンポジウム 21世紀こそ、生協の出番!」を開催しました

会場の様子 首都圏コープ事業連合は、1月12日(水)東京港区の品川プリンスホテルにおいて、「21世紀型生協シンポジウム 21世紀こそ、生協の出番!」を開催しました。

 首都圏コープ事業連合は、グループの第3期中期計画(2002〜2004年度)で2010年までに21世紀型生協へ転換していくことを打ち出し、現在、来年から始まる第4期中期計画(2005〜2007年度)の内容の論議を行っています。この内容を全国に発信し、今後の生協事業や運動を全国の皆さんと共に考えていく場として、「21世紀型生協シンポジウム 21世紀こそ、生協の出番!」を開催しました。

 会場には全国の生協関係者を中心に220名が集まり、本郷靖子氏(21世紀コープ研究センター理事長)の進行でシンポジウムがスタートしました。冒頭、首都圏コープ事業連合 太田朝昭理事長より、「検討中の内容も多く含まれていますが、日本の生協の発展に向けた私たちなりの提案と受けとめていただき、次のステップに向けて皆さんと一緒に考えていきたい」との挨拶があり、各報告がおこなわれました。

 基調報告「21世紀社会デザインのなかでの生協」では、中村陽一氏(立教大学教授、21世紀コープ研究センター常任理事)より「生協の優位性が失われつつあるが、生協には市民社会の重要なファクターの一つとして役割を発揮してもらいたい。そのためにもNPO・NGOの社会的役割を押さえた政策的取り組みを進めて欲しい」との提言がなされました。

 首都圏コープ事業連合 唐笠一雄常務執行役員からは「首都圏コープグループがめざす21世紀型生協〜生協インフラの社会的開放」と題して、生協の持つインフラの開放を基礎に、21世紀型生協のあり方、運営の改革、パブリックマネー開発、人材育成構想など、具体的な構想が報告されました。

 続いて、栗本昭氏((財)生協総合研究所主任研究員)より「日本型生協モデルを超えて〜21世紀型生協をめぐる論点」として、日本型生協モデルのゆらぎの原因分析、21世紀型生協をめぐる論点、首都圏コープ事業連合がめざす21世紀型生協像への提言がなされ、西尾弘之氏((株)生活科学運営取締役)より「地域再生への生協の役割」のテーマで、ニーズ先行型の福祉施設、生協とのコラボレーション事例、ケアシステムやコミュニティーファンドなど今後の展開計画が報告されました。

質問に答える報告者ら 最後に首都圏コープ事業連合若森資朗専務理事より、「首都圏コープグループの第4期中計で具体化すること」とのテーマで、21世紀コープ研究センターから提起された内容を方針化、実践する立場として、第4次中期計画に向けた各種の施策が報告されました。

 その後、参加者から出された質問票に報告者が回答するスタイルで会場との活発なやりとりがおこなわれ、「21世紀こそ、生協の出番!」の題名通り、元気のでるシンポジウムとなりました。



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