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掲載日:2004年11月24日

「八街産直会 公開確認会」を開催しました

人参畑の視察を行う参加者ら 首都圏コープ事業連合は去る11月19日(金)、産直産地の一つ、八街産直会で公開確認会を開催しました。今回の公開確認会は通算で53産地目の公開確認会となりました。

 小雨の降る中、会場の八街市スポーツプラザには生協組合員や生産者ら96名が集まりました。まず、八街産直会から概要、理念、規約、栽培基準の説明と、帳票類・台帳類・生産・出荷データ等の管理状況、栽培のプロセス、収穫・梱包・出荷等の報告がありました。説明を受けた後、参加者全員で人参とほうれん草のほ場に移動し、視察を行いました。
 監査人や参加者から、堆肥やトレーサビリティなどについて質問が出されたほか、減農薬・有機栽培による生産者の苦労を心配する声も寄せられました。
 あいにくの雨の中の確認会となりましたが、今回も生産者と消費者のよい交流の場、そして生産者・消費者双方がお互いの立場を理解しあうよい機会となりました。

台風支援カンパ贈呈の模様 また、公開確認会の会場で、今年相次いで上陸した台風被害の産直産地支援カンパ贈呈式を行い、首都圏コープ事業の太田朝昭連合理事長およびエルコープ平野都代子理事長より八街産直会代表斎藤照夫氏に目録が手渡されました。「多くの組合員さんからの心のこもったカンパです。はやく元気になってください」との挨拶に、目録を手渡された斎藤代表からは「当地は3年前にも台風で大きな被害を受けましたが、今回も大きな被害です。みなさんのカンパに感謝いたします。今回の被害にめげず、みなさんにおいしい野菜をお届けでくるよう努力していきます」とお礼が述べられました。八街産直会は、台風により畑の冠水、作物の腐れ、土壌流出など大きな被害を受けました。一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

資料

【八街産直会】
代表者:斉藤 照夫
所在地:千葉県八街市榎戸
ホームページ:http://www.farmersnet.net/user/yatimata/
昭和57年夏に発足し、会員数は108名。
堆肥作りを基本におき、年間10アール当たりに対し2トン以上の堆肥を入れるようにしています。酵素など特殊資材を使用し、農薬を最小限度に抑えています。
土質は、関東ローム層で黒土。年間の平均気温は17度位。畑作中心の農業地帯なため、時期に合った作物を年間通し栽培し出荷しています。八街市は県内第2位の農業生産高の町です。
主な作物は、トマト、なす、ピーマン、とうもろこし、生落花生。

【公開確認会とは】
農畜産物の栽培、出荷、ほ場管理などの工程を組合員自身がチェックし、透明性ある栽培・流通体系を確認するしくみとして、1999年から実施している首都圏コープ独自の取り組みです。監査人講習会を受講した生協組合員も含む監査人が現地へ赴き、生産者にデータを公開してもらい、監査マニュアルに従い確認します。「公開確認会」を通して産直関係の絆や信頼をより強いものにしています。

【確認の主な内容】
1. 書類審査―データの公開と参加者全員による確認
(栽培管理書類をすべて公開し、参加者のヒアリングによる審査)
2. 組識の有機栽培・減農薬栽培等の生産管理体制審査(システムの審査)
(各生産者への栽培内容が統一されているか等運営審査)
3. 出荷、流通の審査
(有機農産物、特別栽培農産物と他の農産物が混入する可能性がないか販売、流通管理体制の審査)
4. ほ場確認作業(現地調査)



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