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掲載日:2004年11月22日

「柿と梅の山里 大紀コープファームの旅」を開催しました

柿の収穫作業体験の模様(2004.11.20) 首都圏コープ事業連合は、去る11月19日(金)から21日(日)の3日間、奈良県で「産地へ行こう。 柿と梅の山里 大紀コープファームの旅」を開催しました。

 首都圏コープグループでは、「産地へ行こう。」ツアーを開催し、命をはぐくむ食の生まれ故郷を訪ねる「体験」と「発見」を通して、産地生産者と生協組合員の交流を深めています。今回のツアーには、首都圏コープグループの組合員37名が参加し、奈良県五條市にある産直産地 大紀コープファームを訪れました。

 ツアー初日、県営の柿博物館を訪れ柿の知識を深めたあと、大紀コープファームの選果場を訪問しました。柿の荷受、渋抜き(脱渋)、選果、出荷までの一連の流れと、梅加工所を見学しました。柿の荷受を見学するのはめったにないこととのことで、一列に並んだ生協組合員に、柿を降ろしにきた生産者は驚いた様子でした。
 2日目は柿畑の広がる西吉野村へ。生産者の畑で、富有柿の収穫作業を体験しました。市町村単位では全国一の収穫量を誇るこの村は、柿と葉のオレンジ色が鮮やかな山々の連なる景色のすばらしいところです。今年は台風やカメムシの影響を受け、例年より収穫も早々と終盤を迎えるとの説明に、参加者らは生産者の苦労と自然の脅威をあらためて感じていました。午後は大紀コープファーム代表の王隠堂誠海さんのご自宅を訪問しました。昔ながらのお屋敷で、奥様手作りのお昼を味わいました。その後、柿渋染め、つるし柿作り、葛菓子作りをしたり、周辺を散策したりして非常に充実した時間を過ごしました。その夜開かれた交流会では、大紀コープファームのほか、「紀伊半島食と緑の交流協議会」のメンバーも参加し、約15名の生産者と交流を深めることができました。王隠堂さんは「遠いところ、皆さんが来てくれて本当に嬉しい。吉野の"神の世界"を味わっていってください」と挨拶されました。
 ツアー最終日には、今年7月に世界遺産に登録された吉野山を散策し、60年ぶりの御開帳となった「蔵王堂」や「吉水神社」を見学して神秘的な雰囲気を存分に楽しみました。参加者からは、「産地のあたたかいおもてなしが本当にうれしかった」、「産地を見ると商品への愛着が違う。これからはここを思い出しながら柿を楽しめます」などの感想が寄せられ、「産地へ行こう。」ツアーならではの交流を楽しめたツアーとなりました。

■ツアーの模様は次のページでご紹介しています。

*紀伊半島 食と緑の交流協議会
紀伊半島下の和歌山、三重、奈良の三県にまたがる首都圏コープグループの産直産地である大紀コープファーム、さんまる柑橘同志会、みえぎょれん販売、全農三重県本部(JAいせ)、農業生産法人御浜天地、紀ノ川農業協同組合が2002年7月に結成。グリーンツーリズムを通して、生産者と消費者の信頼関係を築き、消費者の求める安心・安全な食の提供を行うことを目指しています。



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