
首都圏コープ事業連合は、11月3日〜6日の日程で、友好関係にある韓国生協の視察研修をおこないました。
首都圏コープ事業連合は韓国生協との交流を1990年に開始し、以来14年に及ぶ相互交流をおこなってきており、今回の視察研修も今年度の交流の一つとして実施しました。今回は11月3日〜6日の日程で、生協職員の役割をテーマにした韓国生協の職員との交流、日韓友好の促進、韓国の歴史を学ぶ、の3つを研修の目的として、生協職員を中心に18名が韓国を訪問しました。
訪韓団は、11月3日に成田を出発し、同日は韓国の市内視察として主な文化施設、観光地や名所等を巡り、韓国独自の文化及び韓国市民の生活習慣などを体感し、学びました。
翌、4日は、韓国生協連合会の配送センターや物流センター及び事務所等を視察し、物流概況やIT実務概況の説明を受けた後、「生協で働く者としての悩みと課題」「今後の両国の生協発展に向けた抱負」をテーマに、両国の職員同士でグループ討議をおこないました。
5日は、午前中に大型ディスカウントショップ、一般小売店や市場等の視察をおこない、午後に韓国生協全国連の概要説明を受けました。最終日の6日は、再びソウル市内の文化施設を数箇所視察しました。
参加者からは、「ITを活用した受注システムは日本より普及している」「グループ討議では、韓国生協の役職員の生協活動や運営に関わる積極的な姿勢を強く感じた」などの意見が寄せられ、韓国生協の皆さんとの交流を深め、韓国文化を肌で感じて帰国しました。
今回の韓国訪問に続き、11月下旬には韓国の生協職員が約1ヶ月間、専門研修に首都圏コープ事業連合を訪れる予定となっています。これらの研修や交流を通じて、今後も両国生協の連帯の絆を強めていく予定です。 |
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