
ささかみ稲刈りツアーを開催しました |
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パルシステムの首都圏コープグループは、去る9月25日(土)〜26日(日)に、毎年恒例の「ささかみ稲刈りツアー」(新潟県阿賀野市)を開催しました。
首都圏コープ事業連合は、1978年、当時の笹岡農協(現在のJAささかみ)との交流にはじまり、20年以上にわたって笹神村の生産者との交流を積み重ねてきました。2000年5月には、JAささかみ・笹神村・首都圏コープ事業連合の三者による「食料と農業に関する基本協定」を結び、産直および生産者と消費者の交流を推進しています。
今回の稲刈りツアーは、首都圏コープグループと新潟県総合生協との合同の開催で、両生協の組合員とそのご家族、生産者、JAの皆さんなど総勢150名が参加しました。刈り取るのは今年の5月に組合員たちが手で植えた苗。生産者が毎日手入れをしてくれて豊かに育ちました。
前日夜半から当日午前まで降り続いた雨のため、田んぼの土はぬかるんでいましたが、そんなことは気にせず、参加者の皆さんは次々と田んぼに入っていきます。生産者の皆さんから指導を受けながら、鎌で稲を刈り、ワラでまとめます。生産者の皆さんは上手に次々とまとめていくのですが、参加者はこのまとめる作業に四苦八苦。しかし刈り取りの最後には、かなり上手にまとめることができるようになりました。子どもたちは、稲刈りが終わると今度はバッタ取り。稲刈りだけではなくいろいろな発見があったことと思います。
産地生産者と参加組合員が作り上げる首都圏コープグループの交流企画は、「生産者」「消費者」としてではなく「生活者」として参加することにより、地域の自然と環境、そして伝統や文化を実感して食と農を体験します。生きる基本となる「食」と「農」の新たな発見を通して、それらを支える人々との交流は、子どもたちはもちろん、大人とっても楽しい新鮮な体験となりました。
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