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(農)有機農法ギルド公開確認会を開催しました 目次に戻る

ほ場の様子を見学しました 首都圏コープ事業連合は去る9月17日(金)、無店舗事業パルシステムの野菜の産地、「(農)有機農法ギルド」において公開確認会を開催しました。「(農)有機農法ギルド」での公開確認会は2回目となりました。

 通算で50産地目、また初めての「同一産地での2回目の開催」となる今回の公開確認会は、茨城県行方郡北浦町の北浦町文化会館メインホールを会場に、生協の組合員・役職員、生産者など、約130名が集まって開催されました。

 公開確認会では、(農)有機農法ギルドの皆さんから、理念や組織機構、写真を用いた生産現場からの報告、GPセンターなどの品質管理体制、生産工程管理などの業務管理、フェスタオルガニコ(収穫祭)などの交流について報告がされました。またこれらに加え、有機認証取得後の成果と課題、後継者づくり、5年前に行われた第1回公開確認会で指摘された事項の改善状況なども提起、報告されました。
 ほ場の視察をはさみ、引き続き会場で質疑応答、監査人からの意見提出がおこなわれました。監査人からは「帳票類は申し分がないぐらい非常によくまとまっている」「有機栽培の厳しさをあらためて知ることができた」「有機栽培の現状をもっと消費者に伝えていく必要がある」などの意見が多く出されました。

会場の様子 また総評として、筑波大学の坪井伸広氏より「有機栽培に取り組むと標準的な収量を下回ってしまうのが現状。このことを生産者・消費者の両方があらためて肝に銘じ、お互いに積極的に意見を言い合うことが大切である」との発言があり、また茨城ギルドの顧問でもある千葉大学の斎藤修氏は「有機栽培の成果・課題を知り、経営研究という視点で改善を進めていく必要がある。またこれまでの交流を超えた、新しいコラボレーションのあり方を検討する時期に来ている」と語りました。

 1999年9月、ここ(農)有機農法ギルドで初めての公開確認会が開催されてから5年が経ち、初めての2回目の開催となった今回の公開確認会。消費者・生産者双方の思いに共感しながら、ともに安全を確認することができ、また有機栽培の成果や課題を共有する公開確認会となりました。

資料

【(農)有機農法ギルド】
組合長:袴田 和夫
所在地:茨城県行方郡北浦村次木580-1

*農事組合法人有機農法ギルドは、茨城、千葉、栃木の3つの県にまたがる有機農業生産者のネットワーク組織です。青果の正組合員資格はJAS有機認証取得者で、「土作りは百姓の命」を合い言葉に、土作りに大きな力を注いでいる産地です。約83ヘクタールの農地で有機JAS認証を取っており、有機農業の取り組みとしても先進的な産地に数えられます。パルシステムでは、ふーどの有機野菜セット、ふーどの平飼たまご、ふーどのごぼうなどを、有機農法ギルドからの産直品として取り扱っています。

【公開確認会とは】
農畜産物の栽培、出荷、ほ場管理などの工程を組合員自身がチェックし、透明性ある栽培・流通体系を確認するしくみとして、1999年から実施している首都圏コープ独自の取り組みです。監査人講習会を受講した生協組合員も含む監査人が現地へ赴き、生産者にデータを公開してもらい、監査マニュアルに従い確認します。「公開確認会」を通して産直関係の絆や信頼をより強いものにしています。

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