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神泉村「水を知ろう」ツアーを開催しました 目次に戻る

「百年の森」の湧水を味わう子どもたち 首都圏コープ事業連合は、7月24日(土)、埼玉県神泉村において、「水を知ろうツアー」を開催しました。6月・7月の環境月間にあわせて行ったこのツアーには、生協組合員とその家族64名が参加しました。

 今回はじめて行った神泉村(かみいずみむら)「水を知ろうツアー」は、名水の里として知られる神泉村の神流(かんな)川や首都圏の水瓶である下久保ダムを訪ね、神泉村の水系について学ぶものです。また神流村の天然水と昔ながらの製法で、味噌やしょうゆ、漬物、豆腐作りをしているヤマキ醸造を訪ね、工場の見学や豆腐作りも体験しました。

 ツアーの最初は水源のある百年の森で、湧き水を味わいました。用意してきたカラの水筒につめてもらった神泉水を飲んだり、「新源泉」から湧き出している水を口に含んでみたりと、思い思いに神泉村の水を楽しみました。
 昼食は神泉村の水と自然の恵みいっぱいで育った野菜や豆腐料理をいただき、その後1968年に完成した下久保ダムを見学。ダム管理所の担当者から、ダムの目的や役割、下久保ダムの水が利根川、武蔵水路、荒川下流など、とても遠いところまで運ばれていくことを聞きました。「水が足りなくなったらどうするの」「発電所はあるんですか」など、参加した子どもたちは積極的に質問していました。エレベーターでダム底にも行き、1年を通して12℃という「貴重で不思議な場所(参加者談)」の空気も体験しました。
 ツアーの締めくくりは、神泉村の水を使い、昔ながらの自然製法で味噌やしょうゆ等を製造しているヤマキ醸造での豆腐づくり体験。4代目社長の手ほどきを受け、一人ひとり慎重かつ大胆に挑戦しました。できたての温かい豆腐を味わうのは初めてという方が多く、「格別の味」「おいしかった」と好評でした。ヤマキ醸造の建物内には、「水の洞窟」と呼ばれ湧き水を管理しているところがあり、まさに水の恵みを受け商品が作られていることを実感しました。

 参加者からは「水を守るための努力を身をもって感じた」「神泉村の人たちが水を大事にしていることがわかった」「水の流れを、水源から豆腐やしょうゆづくりに使われるまで見ることができよかった」「子どもが授業で水のことを学んだばかりだったので、よい勉強になった」などさまざまな感想をいただきました。

 パルシステムでは秋に、ヤマキ醸造で製造されたパルシステム『ふーどのしょうゆ』が新登場する予定です。神泉村の水の恵みから生まれたしょうゆを、ぜひお試しいただきたいと思います。

*神泉村について
埼玉県の西北部にあり、埼玉県と群馬県の境を流れる神流川の右岸にあります。東京から80キロメートル圏に位置し、山林が90%の森と渓流に囲まれた山村です。人口1361人、360世帯の関東では2番目の過疎の村ですが、秩父古成層を通ってミネラルバランスのいい良質の水が湧き出ており、環境と資源を生かした村づくりを積極的に進めてきました。神泉村では水源涵養のため水源地域の森林を公的に取得し、森林を整備・育成する「100年の森づくり」も行っています。

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