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長野県でりんご2産地の公開確認会を開催しました 目次に戻る

りんごのほ場を見学する参加者 首都圏コープ事業連合は、7月22日(木)23日(金)の両日、長野県において、パルシステムのりんご産地である「サンファーム・青木農園公開確認会」を開催しました。

 通算で46産地目の公開確認会となる今回の公開確認会は、長野県下高井郡のホテルのコンベンションホールを会場に、サンファーム・青木農園の各生産者をはじめ、生協組合員・役職員、パルシステムの他のりんご産地生産者、地元自治体・JA関係者など約100名の参加して行われました。
ブラックライトによる捕蛾器の説明風景 22日は、両産地より、産地の理念/圃場の管理状態/栽培基準などが資料にそって説明され、監査人は事前に閲覧した「出荷台帳」「栽培基準書」「圃場台帳」などの書類と違いがないかのチェックをしました。参加者からは「使用している農薬の意味(効能)」「2グループの交流状況」「有機農業、有機農産物を出荷することのメリットとデメリット」「有機肥料と化学肥料の価格差」「規格外のりんごの割合」など、さまざまな質問がだされました。また、参加した組合員からは、「果実の栽培は、どうしても農薬に頼りがちで農薬を減らすのは大変と聞いているが、これからも丸かじりすることの出来るりんごの栽培をよろしくお願いします」との生産者への応援の声も紹介されました。公開確認会の後に開かれた交流会でも「りんご栽培の一番の大変なところはどこですか?」などの質問が飛び交い、「りんご」という食べ物を通して生産者と消費者がお互いの状況を説明しながら交流を深めました。
 翌23日は、2ヶ所のほ場に足を運び、ブラックライトによる捕蛾、個々の味のばらつきをなくし適度な大きさに育つようにする「花台枝剪定」、ほ場に草を生やしたまま農作物を作る「草生栽培」の状況など、産地の実践現場を見せていただきました。

 両産地とも研究熱心で、いろいろと情報を集め、努力を積み重ねています。少しでも農薬を減らそう、おいしくて安全なりんごを食べてもらいたいという生産者の思い・努力が組合員に伝わった公開確認会となりました。

資料

【サンファーム】
代表:監物 勝載
会員数:6名
パルシステムとの取引状況:りんご(ふじ・つがる)ぶどうを中心に約125トン
産地ホームページ(ファーマーズネットリンク):http://www.farmersnet.net/user/sfarm/
とれたて産地通信(ファーマーズネットリンク):http://www.farmersnet.net/sanchi/sanchi04083.html

【青木農園】
代表:青木 昌徳
会員数:3名
パルシステムとの取引状況:りんご(ふじ・紅玉)ぶどうなど約28トン
産地ホームページ(ファーマーズネットリンク):http://www.farmersnet.net/user/aoki/

*両産地とも20年以上の産直関係を結ぶ、古くからの産地です。パルシステムの初期のころから、りんごの供給を中心となって担ってきました。お父さんから息子さんへと二代に渡って出荷いただいている生産者もあります。

【公開確認会とは】

農畜産物の栽培、出荷、ほ場管理などの工程を組合員自身がチェックし、透明性ある栽培・流通体系を確認するしくみとして、1999年から実施している首都圏コープ独自の取り組みです。監査人講習会を受講した生協組合員も含む監査人が現地へ赴き、生産者にデータを公開してもらい、監査マニュアルに従い確認します。「公開確認会」を通して産直関係の絆や信頼をより強いものにしています。

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