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新潟県地方集中豪雨による産直産地被害状況(速報・第3報) 目次に戻る

パルシステムの災害救援物資搬入の様子 局地的な集中豪雨により、新潟県の中越地方を中心として河川のはんらん、土砂崩れなどが相次ぎました。現地の被害状況が甚大であることから、首都圏コープ事業連合では、JAにいがた南蒲の中之島地区へ緊急救援物資を搬入いたしました。現地から、緊急物資の搬入状況、現地の状況などの報告が届きましたので、お知らせいたします。

 首都圏コープ事業連合からJAにいがた南蒲(中之島町)に対する災害支援物資は7月16日(金)に4トントラック1台と7月17日(土)に10トントラック1台をチャーターし、バナナ・パン・味噌・塩・砂糖・お茶などの食品とトイレットペーパー・紙おむつ・バスタオルなどの生活必需品が、被災者がいる中之島文化センターへ届けられました。

 中之島町役場は水害で使用できなくなり、同文化センターが臨時の災害対策本部となっています。災害対策本部の樋山粂男(ひやまくめお)町長からは「災害支援物資などは本当にありがたく感謝いたします」とお礼のことばをいただきました。18日、町営の学校給食共同調理場が普及し、やっと暖かい食べ物を口にすることができるようになり、夜、パルシステムの味噌を使って「とん汁」が調理されました。しかし、未だに1,000人以上の方が避難しています。全員分を調理するには至っておらず、食品物資はまだまだ不足の状況とのことです。

 被害調査もこれからになりますが、農業関係もかなりの被害が出そうです。中之島町三沼地域は7月13日からの雨で稲が冠水しています。水田面積は120ヘクタール。転作大豆が24ヘクタール。現在の生育段階では3日以上稲が水没すると窒息状態となり、稲穂が稔らないことが予想されます。慣行こしひかりが中心です。特別栽培こしひかりは、中条新田第一という地域で栽培されています。水害は稲の半分まで浸かりましたが、現在は最悪の状況は免れました。今後は稲の病気が発生しやすい為、緊急防除が行われます。現在、使用農薬や時期など確認しているところです。

*現地の様子などは次のページでご覧ください。

◎JAにいがた南蒲の概要について
JAにいがた南蒲(中之島支店)と首都圏コープ事業連合は、平成10年からお米の取引をしています。信濃川及び刈谷田川に囲まれた平野に位置し、豊かな自然環境を生かし、米・れんこんなどを様々な農産物を生産してきました。H16年産取組計画数量は、こしひかり 慣行273トン、減々227トンの作付け予約をお願いしています。「JAにいがた南蒲稲作研究会」を組織しており、36名のメンバーが主力で「特別栽培米」を栽培しております。新潟県の特別栽培認証を受けており、「安全・安心と満足できる米作り」に努めています。

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