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工場確認会の報告会を開催しました 目次に戻る

「工場の確認会」の報告会の模様 首都圏コープ事業連合は、6月2日、文京区大塚の全林野会館において、製造者と消費者の相互理解と信頼を深める場として、2003年度に4つの工場で開催してきた「工場の確認会」の報告会を開催しました。

 首都圏コープ事業連合は、食の安全性をより確かなものとするため、産地の公開確認会や検査センターの充実など、商品管理の強化に力を入れてきました。その一つとして、首都圏コープ事業連合の独自の品質認定制度である「TASIQAシステム(パルシステム品質保証認定制度)」の試験運用を進めており、2003年度は、首都圏コープ事業連合の内部委員会である商品活動委員会のもとに設置した「工場の公開確認部会」が中心になって、4つの工場について確認会を実施しました。今回の「工場確認会報告会」は、上記の確認会の内容と成果を共有し、会員生協の職員や組合員がパルシステム商品の特徴をはじめ、製造メーカーの製造理念や品質管理向上の取り組み、製造工程の特徴等について理解し、消費者としての知識を広げると共に、パルシステム商品の製造管理への消費者の参加の場として開催しました。

 当日は、首都圏コープグループ役職員、メーカーの皆さんを中心に125名の参加がありました。首都圏コープ事業連合の若森資朗専務理事、「工場の公開確認部会」部会長の黒田健二部会長がそれぞれ挨拶し、首都圏コープ事業連合監物今朝雄品質管理部長から報告会開催の経緯が報告されました。若森専務理事は、挨拶の中で「商品事故などが発生する率がたとえ数万分の1であっても、その組合員にとっては100%である。私たちパルシステムの商品は、添加物使用を抑えている分、レベルの高い管理が必要である。他に誇れる商品づくりを、ぜひ皆さんと一緒に進めていきたい」と、品質管理の重要性をあらためて強調しました。
 「工場の品質管理の取り組み報告」では、2003年度に工場確認会を実施した「株式会社せいきょうのパン屋さん八王子工場(製パン)」の工場長小池鉄夫氏、「共生食品株式会社 本社工場(豆腐製造)」の製造部 小谷政史氏、「株式会社にんべんフーズ橋本工場(レトルト惣菜製造)」の製造部長 田之上登氏、「株式会社首都圏コープ山形工場(加工肉製造)」の工場長 大泉幸雄氏より、製造商品、製造工程、HACCPの推進体制、職員の衛生教育、この間の改善状況などが報告されました。また、工場確認会に参加した「工場の公開確認部会」の委員から、それぞれ確認会での所見の概要が報告されました。
 続いて、取り組み報告をいただいた4名の皆様に、首都圏コープ事業連合 山本伸司常務執行役員、監物品質管理部長が加わり、河村博文氏(国際HACCP公認インストラクター)の進行で、会場との質疑応答、トレーサビリティーをテーマにしたパネルディスカッションを行いました。

 首都圏コープ事業連合では、2004年度も引き続き、新たな工場での確認会、監査人の養成などに取り組み、食の安全性を高めてまいります。

■参考資料

【パルシステム品質保証認定制度/TASIQAシステム(タシカシステム)】
 これまでの首都圏コープ協力会とのHACCPの取り組み実績をふまえ、2002年度にパルシステムの独自性を組み込んだ、「自主認定制度」として構築しました。2002年9月から導入し、試験運用をしてきました。2003年1月には、第1回認定会として4工場の認定を行いました。また2003年度、連合会の商品活動委員会のもとに商品の公開確認部会が発足し、今後、会員生協役職員が参加する、工場の公開確認会と工場確認報告会を開いていく予定です。
Trial Authorization for Safety Improvement and Quality Assurance systemの略

【商品の公開確認部会の役割】
 パルシステム商品の製造管理状態について、調査確認を行い、TASIQAシステム(パル品質保証認定制度)の運営・充実をし、製造者に対し、知識を広めると同時に、報告集会の開催等を通じ生協=消費者としての意見を述べ、更に職員・組合員の参加を広げます。

【工場確認会】
 TASIQAシステムによる認定内容、工場の理念ビジョンの確認を監査人(会員役職員)が参加して行います。

【商品の公開確認報告集会の意義と獲得目標】
 会員生協職員および組合員が、パルシステム商品の商品特徴とともに、製造メーカーの製造理念、品質管理向上の取り組み、製造工程の特徴を知り、生協=消費者としての知識を広げ、意見をのべ、パルシステム商品の製造管理への消費者の参加の場とします。

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