パルシステム産直方針案の会員生協討議がすすんでいます |
|
首都圏コープグループでは、生協産直のあり方について理解を図り、今後の生協産直の展開に向けてパルシステムの果たす役割と課題を明確にする目的で、『パルシステム産直方針』(案)討議をすすめています。これは、改めて産直の意味と価値を問い直し新たな産直方針を策定するものとしてグループ全体で取り組んでいるもので、現在、首都圏の各会員生協においてパルシステム産直方針案の説明会や公開討論会が活発に開催されています。
首都圏コープグループでは、食を取り巻く環境が激変するなか、生協の果たすべき役割と課題を明確にしていくため、会員生協や生産者とともに改めて産直のあり方の論議をこの春から開始しました。2004年8月に新しい産直方針の策定をめざして、この5月7日の東京マイコープでの説明会(立川)を皮切りに、8つの会員生協での説明会や公開討論会の開催が予定されています。5月19日・20日には、東京マイコープで産直公開討論会が開催されました。
20日、新宿区神楽河岸の東京都消費生活センターで開かれた公開討論会では、東京マイコープ河合邦子理事のコーディネートによりすすめられ、首都圏コープ事業連合の山本伸司商品統括本部長から産直方針案が提起されました。続いて(株)ジーピーエスの濱口廣孝社長、首都圏コープ事業連合から産直事業部の野村和夫部長、首都圏コープ生産者・消費者協議会(生消協)の消費者幹事で消費者部会長の中川緑さんの3人のパネラーから、首都圏コープグループの進めてきた産直の歴史と現在の到達点、課題等が報告されました。
その後の意見交換では、代替原料の考え方、生産者と消費者のコミュニケーション、国際産直のあり方、小規模生産者の問題、生産者や産物に対する評価のあり方など、多岐にわたって多くの意見が出され、時間を超過する活発な質疑応答が行われました。
この会員生協討議は7月上旬まで、各会員生協で開催される予定です。
|
産直を熱く語るパネラーの皆さん |
|
真剣に聞き入る参加者の皆さん |
|
|
|