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第7次アイドリング・ストップ運動がいよいよスタート! 目次に戻る

アイドリングストップポスター 首都圏コープグループは13日、東京文京区において、「第7次アイドリング・ストップ運動 キックオフ宣言大会」を開催しました。会員生協の役職員、首都圏コープ協力会、首都圏コープ生産者・消費者協議会の会員など多数が参加して、6月から2ヶ月間、首都圏コープグループ全体で取り組まれるアイドリング・ストップ運動のキックオフを宣言しました。

 13日午後、会場となった文京区の文京シビックセンター「スカイホール」には、各地から関係者80名が集まりました。7年目の取り組みにあたり挨拶に立った推進委員長の大信政一首都圏コープ事業連合執行役員は、「今、企業の社会的責任として環境について注目されていますが、首都圏コープでは以前から環境に取り組んできました。持続可能な社会、未来へ向けた活動としてこのアイドリング・ストップ運動に取り組みましょう。今年は特に生協組合員や職員のマイカー参加を呼びかけ、専用のステッカーも作りました。自分たちだけでなく周りにもこの活動を伝えていくことが大切です。今年はもっと裾野を広げ、さらに充実させていきましょう」と呼びかけました。また、コープ低公害車開発(株)専務取締役の若狭良治さんは挨拶の中で、「環境によいということは、体によいということ。運転している仲間の健康が一番大切です。暑い中での取り組みになりますが、がんばりましょう」と述べました。

 集会では、(社)日本自動車連盟(JAF)林 広敏さんより「自動車の税金の仕組みとエコ・ドライブの取り組み」と題してご講演いただきました。環境に配慮した低排出ガス車の税金が優遇されることや、JAFの10項目からなるエコ・ドライブをご紹介いただきました。また、(財)省エネルギーセンター谷口正明さんより、「交通の小エネルギーの取り組み 省エネ運転&アイドリング・ストップ」と題してお話をいただきました。世界で最初に海没すると言われている南太平洋“ツバル”の衝撃的な写真の紹介から始まり、信号待ちでのアイドリング・ストップの推進についてお話をいただきました。都市部では、総走行時間の半分は停止している現状を紹介していただき、短時間でもアイドリング・ストップは環境や燃料消費にやさしいことのご説明をいただきました。

 今回のアイドリング・ストップ運動への参加団体から、会員生協を代表してエルコープの石渡寛之さん、首都圏コープ事業連合に農畜産物を供給する生産者と生協・組合員でつくる首都圏コープ生産者・消費者協議会を代表して千葉県佐原農産物供給センター常務理事の香取政典さん、首都圏コープ事業連合のお取引先で組織する首都圏コープ協力会を代表して(株)アシスト運輸事業本部長 大谷徳博さんよりそれぞれ、キックオフ宣言の力強い決意表明がされました。

 尚、今回のアイドリング・ストップ運動に参加する車輌の参加予定台数は5月13日現在、合計5,357台が登録されています。

■第7次アイドリング・ストップ運動 キックオフ宣言大会(2004.5.13)
開会挨拶 委員長挨拶より、宣言大会がスタートしました。
JAF林理事 (社)日本自動車連盟 林理事。自動車税とエコ・ドライブについてお話をいただきました
(財)省エネルギーセンター 谷口さん (財)省エネルギーセンター 谷口さんからは、アイドリング・ストップの環境に対する効果についてご紹介いただきました。
会場には80名が集まり、参加者全員で、第7次アイドリング・ストップへの決意を新たにしました。


首都圏コープ事業連合「第7次アイドリング・ストップ運動」資料

なぜ、アイドリング・ストップ運動に取り組むのか(首都圏の大気汚染への対応)
 首都圏など大都市の大気汚染の主な原因の一つは、自動車からの排気ガスであると言われています。現在は、排気ガス中に含まれる有害ガス(NOx・SOxなど)の問題はもとより、粒子状物質(PM)、浮遊粒子状物質(SPM)が大きな問題になっています。特にPM、SPMは、ディーゼル車から多く排出されています。
  東京都では、1999年8月から展開してきたディーゼル車NO作戦を踏まえ、ディーゼル車排出ガス規制などを盛り込んだ条例(環境確保条例)が2000年12月に制定され、燃料対策、排ガス規制、自動車環境管理計画書の提出の義務(30台以上所有の事業者)、低公害車の普及などが明記されました。隣接の埼玉、千葉、神奈川の三県でも昨年までに同様の条例の制定を決め、昨年10月より、首都圏で一斉に規制が始まりました。
  首都圏コープ事業連合では、生協の事業を通して、組合員の暮らしと健康を守る立場から、環境保全活動に積極的に努めるものとして、生協、メーカー、生産者、生協組合員が、日本各地で一斉に取り組む試みとして、アイドリング・ストップ運動に1998年から取り組み、昨年度(2003年)は業務用車輌3,219台、自家用車3,559台、合わせて6,778台が参加しました。

■第7次アイドリング・ストップ運動について
今年度、以下の取り組みをすすめています。
主催 首都圏コープ事業連合および会員生協
共催 首都圏コープ協力会 首都圏コープ生産者・消費者協議会
取組団体 首都圏コープグループの各会員生協、協力会、生産者・消費者協議会、連合会
期間 2004年6月1日から7月31日の2ヶ月間
目的 (1) 車輌からのCO2をはじめとする有害排出物質の削減の取り組みをすすめます。
(2) 全国生協の温暖化防止自主行動計画策定へ参加するために、生協事業の運輸における二酸化炭素排出量の測定支援を行い、温暖化防止の提言を行います。
(3) ディーゼル車規制条例への対応策を検討し支援します。
(4) アイドリング・ストップによる騒音防止を推進します。
目標 (1) 業務用車両での参加団体、参加台数を第6次運動以上にします。(120団体・7,000台以上)
(2) 生協組合員及び参加企業従業員の方々のマイカー参加を促進します。
(3) 参加登録した業務用車両の報告書83%提出をめざします。
(4) 配送車両検討についての取り組みをすすめます。

◇「ドライバーの6つの行動指針」
(1) 不必要なアイドリングはしません。
(2) 車輌を離れる場合はエンジンを停止します。
(3) 積み下ろし時は必ずエンジンを停止します。(待機時は停止を心がけます)
(4) 経済速度で走行します。(著しい渋滞の場合はエンジンを停止します)
(5) やさしい運転をします。(空ぶかし、急発進、急加速、急停車はしません)
(6) 車輌始業点検、整備及び車内清掃を常に行います。
◇「マイカーの5つの行動指針」
(1) 不要なアイドリングはしません。
(2) 車両を離れる場合はエンジンを停止します。
(3) 経済速度で走行します。(著しい渋滞の場合はエンジンを停止します)
(4) やさしい運転をします。(空ぶかし、急発進、急加速、急停車はしません)
(5) 車内清掃を常に行います。(車内に不要なものは乗せておきません)

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