2004年度レインボー基金の助成先が決まりました |
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首都圏コープ事業連合は、地域の生活者や生産者が循環型社会づくりを進めるための事業化や調査研究、交流、人材育成を行う活動を助成することを目的に行っているレインボー基金助成制度の2004年度助成団体を決定しました。
2000年度に創設したレインボー基金制度も今年で5年目を迎え、5回目となった今回の募集には、11団体から総額899万円の申請がありました。レインボー基金運営委員会で厳正に審査し、3月26日に開かれた連合会理事会において9団体に580万円の助成を行うことを決めました。2004年度助成の申請では、生き物環境調査、生物資源型農法の実験など、循環型モデルに向けた多彩な取り組みへの申請が寄せられ、基金への期待が集まりました。
首都圏コープレインボー基金は今回の2004年度分を含め、これまで農業、環境、福祉などの分野で延べ49団体、総額で2,759万円の助成額となりました。
首都圏コープ事業連合は、これからも地域循環型社会に向けたネットワークづくりや、循環型社会づくりへの貢献が期待される団体、事業への助成を積極的に行ってまいります。
■2004年度レインボー基金助成団体

団体名 |
申請活動名 |
助成金額 |
有機農法と総合的農村開発センター |
バランゴンバナナの品質及び生産性向上プロジェクト |
100万円 |
高須賀堆肥有効利用組合 |
高須賀堆肥有効利用組合 |
80万円 |
財団法人夢産地とさやま開発公社 |
黄色防蛾灯設置 |
80万円 |
株式会社エリックス |
プラスチック容器のリユースに関する調査・研究及び開発 |
80万円 |
(農)佐原農産物供給センター |
消費者と生産者との交流 |
60万円 |
みどりの農業協同組合 |
「生物資源型農法」不耕起・冬季湛水水田栽培と生き物環境調査 |
52万円 |
有限会社ちば緑耕舎 |
生き物環境調査、生物資源循環型農法実験(冬季湛水新海水農法) |
50万円 |
JAいわて花巻水稲部会東和支部 |
絶滅危惧種の保護並びに共生環境整備 |
42万円 |
JA庄内たがわ |
再生紙マルチ利用による水稲直播栽培 |
36万円 |
合計 |
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580万円 |
■参考
*首都圏コープ・レインボー基金制度
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地域の生活者や生産者が循環型社会づくりを進めるための事業化や調査研究、交流、人材育成を行なう活動を助成する目的で、首都圏コープ事業連合が2000年度に創設しました。 |
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対象となる団体は農業や漁業、環境の分野で活動する首都圏コープグループの生産者・消費者協議会(115団体)、首都圏コープ協力会(262団体)に加入する生産者・消費者団体と企業で、活動に要する運営費用、目的を持った物品購入、事業の立ち上げに対し、1件100万円を限度に2000年度からスタートしました。 |
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2000年度からの助成団体数と助成金額は次のとおりです。
2000年度 |
9団体 |
助成総額 |
399万円 |
2001年度 |
11団体 |
助成総額 |
565万円 |
2002年度 |
6団体 |
助成総額 |
282万円 |
2003年度 |
14団体 |
助成総額 |
932.7万円 |
2004年度 |
9団体 |
助成総額 |
580万円 |
累計 |
49団体 |
助成総額 |
2,758.7万円 |
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首都圏コープ事業連合では、地域循環型社会づくりに向けた多彩な活動を積極的に進めてまいります。 |
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