■2003年度フィリピン・ネグロス交流ツアー行程

3月13日(土) |
9:30成田発マニラへ
マニラ13:40着
国内線でネグロス島バコロドへ 16:40着 |
3月14日(日) |
午前:オリエンテーション後、ナギスロッド村(ムルシア)へ。
バランゴン・リニューアル計画(BRP)とサトウキビ生産見学
生産者宅に民泊 |
3月15日(月) |
カタイワ村(タリサイ市)へ。 バナナ収穫作業、パッキングセンター見学。バコロド泊 |
3月16日(火) |
午前:マスコド製糖工場見学
午後:カネシゲファームにて普及研修農場とBMWプラント見学
バコロド泊 |
3月17日(水) |
午前:バコロド発セブ島へ
8:45セブ(マクタン島)着
午後、セブ島内野菜生産農家視察、夕方、マンダウェ市内カルボン市場見学 |
3月18日(木) |
マンダウェ市内のNGO「OPTIONS」とスラム地区訪問 |
3月19日(金) |
7:55セブ発
午後帰国 |
■フェアトレードの原点としてのバランゴンバナナ交易とバランゴンバナナ・リニューアル計画

1980年代、国際砂糖相場の暴落により砂糖の島ネグロスを襲った飢餓。それに対する支援からはじまったバランゴンバナナの交易は、ネグロスの人々の経済的自立をめざしただけでなく、無農薬・地場バナナの民衆自身による国際産直として、北と南の人と人を結ぶ交流・連帯を育ててきましたが、相次ぐ台風と旱ばつ、バンチートップなど病害の発生で収量が落ち込んでいます。産地をネグロス島だけに限定せず、栽培しながら育てていく生産へと、2000年から始まったバランゴンバナナ・リニューアル計画(BRP)では、新たにミンダナオ島を含め、ルソン北部からの出荷とも合わせてバランゴンの生産に取り組まれ、産地の再生と地域の自立をトータルに復興していくものとして歩み出しています。
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中山間の傾斜地でバランゴンを生産しているネグロス島ランタワン地区でのバナナの切り出しと集荷の模様(3月15日) |
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ランタワン地区から出荷されたバナナを荷受けするシライのパッキングセンター(3月15日) |
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“砂糖の島”ネグロスを代表するマスコバト糖の工場も見学しました(3月16日) |
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セブ本島マンダウェ市にある児童労働者シェルターを運営しているNGO「OPTIONS」を訪ねました(3月18日) |