子会社公開確認会を(株)せいきょうのパン屋さんで行いました |
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首都圏コープ事業連合は2月19日、埼玉県岩槻市において首都圏コープ事業連合の子会社である(株)せいきょうのパン屋さんの公開確認会を開催しました。
首都圏コープ事業連合では2002年12月に首都圏コープ事業連合と子会社の(株)首都圏コープで明らかになった産直肉と加工品における「指定産地外原料使用問題」を通して、生協組合員の信頼回復と透明性ある事業に向け、改革をすすめてきました。子会社公開確認会は、その取り組みの一つとして、連合会の理事会で確認され、その下で活動を行っている「首都圏コープ商品活動委員会」で協議を行い、実行委員会をつくって開催の運びとなりました。子会社公開確認会は、首都圏コープ事業連合の子会社を対象に、広く会員生協の組合員・役職員の参加で、各子会社の組織と活動を客観的な目で評価し、組合員の信頼に応えていく事業をめざすものです。今回の(株)せいきょうのパン屋さん公開確認会は、昨年12月に行った(株)ジーピーエスに続く子会社公開確認会となりました。
19日午後、会場となった岩槻市の首都圏コープ岩槻センターには、会員生協役職員、首都圏コープ生産者・消費者協議会、首都圏コープ協力会、産地の生産者、有識者、連合会と子会社、実行委員など70名が参加しました。
当日は進行役の子会社公開確認会実行委員会により進められ、開会の挨拶に続いて、11人の公開監査人が紹介され、(株)せいきょうのパン屋さんより「理念・ミッション」、「組織機構と業務組織の役割」などの詳しい説明が行なわれました。監査人からは、原材料・副原料のトレース、製造過程のアレルギー対応問題や、包材、材料のロット管理、クレームの削減、パン文化の普及活動など多岐にわたった所見が述べられました。
質疑応答、監査人所見を通して、「(株)せいきょうのパン屋さん」がすすめてきた首都圏コープグループの会員生協でのパン講習会(2003年度は84回開催)の取り組みや、毛髪混入などを防ぐためローラー掛けを定時ごとに行っていることをはじめとした徹底した品質管理に評価をいただきました。締めくくりのあいさつに立った首都圏コープ事業連合若森資朗専務理事は、「今回の公開確認会により業務手順が整理されるよい機会となりました。生協組合員の声を大切にして、新しい商品開発に取り組んでいきたい」と結びました。
(株)せいきょうのパン屋さん公開確認会(2004.2.23) |
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会場の岩槻センターには70名が集まりました |
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公開された資料に目を通す参加者ら |
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監査人からたくさんの意見が出されました |
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工場内を見学し、説明を受けました |
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