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タイ・バンラート農協からフーン組合長が来日しました 目次に戻る

 首都圏コープグループの個人宅配とグループ購入「パルシステム」の国際産直バナナ提携産地である、タイ王国ペ・プリ県バンラート農業協同組合のフーン・プンソムバット組合長が先ごろ来日しました。

 首都圏コープ事業連合とバンラート農業協同組合は、パルシステムで1999年よりバンラート農協で生産したホムトンバナナの供給を開始したのを皮切りに、2000年7月には安全な農産物の供給、環境保全型農業推進、協同組合間協力によるフェアトレード、友好・信頼関係の協力を約した「共同宣言」と「覚書」に調印して相互信頼に基づく交流を深めてきました。
 今回の来日は、1月21日に都内で開かれた、首都圏コープ事業連合と首都圏コープ生産者・消費者協議会主催の「第11回農法研究会・第6回環境保全型農業推進会議全体会」と「首都圏コープグループ賀詞交歓会」に出席のため日本を訪れたものです。

 折から1月24日、文京区の首都圏コープ事業連合本部で開かれた、「2003年度バナナ交流・タイツアー」反省会にも出席いただき、昨年10月に行った首都圏コープグループ組合員・役職員によるバンラート農協とホムトンバナナ生産地の視察研修ツアー参加者とも交流しました。今年度参加したメンバー一人ひとりの感想に耳を傾けながら挨拶に立ったフーン組合長は、「10月の交流では、地元の小学校で校長先生や子どもたちと話しをする機会がありましたが、皆な交流できてよかったと、日本の皆さんは皆やさしく、非常に溶け込んでいただいたと話しておりました。時間が短かったのが残念でした」とのお話しをいただきました。

 現在、WTOやFTAを通じて、世界的に通用する生産基準がすすめられるなか、タイでは農産物についても大きく転換しつつあります。バンコク市内のスーパーマーケットでは、「有機野菜コーナー」が登場し、日本から輸入したりんごも並べられるなか、タイ国内の農産物生産も新しい段階に入りつつあります。いま、アジアという全体のなかでの食料のあり方が改めて問われるなか、日本の生協とタイの農協の協同組合同士によるもう一つの提携、交流として、これからに向けたより強い絆を確かめ合った交流となりました。


来日したバンラート農協のフーン・プンソムバット組合長(左)
2003年度のタイ交流ツアー参加者と一緒に(中央:フーン組合長)