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―第3回食と農セミナー・2003―
「第2回全国女性生産者交流会」を開催しました
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 首都圏コープ事業連合の取引産地生産者と生協、組合員でつくる、首都圏コープ生産者・消費者協議会は、1月14日(水)東京品川区の品川区立総合区民会館「きゅりあん」にて、「第3回食と農セミナー・2003 第2回全国女性生産者交流会」を開催しました。

 普段、女性どうしで交流する機会の少ない産地の女性たちのネットワーキングをめざす「全国女性生産者交流会」も今年で2回目を迎えました。当日は、全国各地の女性生産者と消費者である生協組合員など150名が参加し、大変華やかな交流会となりました。

 開会挨拶に立った生消協代表幹事の清水清也さんは、「北は岩手、南は鹿児島まで、たくさんの産地から集まっていただきました。人と人とは出会いから始まります。この交流会はたくさんの出会いの場であり、大きな可能性を秘めた交流会です。今は女性の時代。意見交換をしていい友達をおおぜいつくってほしい、そして今後の首都圏コープグループの横のつながりにつなげていってほしい」と述べました。

 参加グループの紹介のあと、会場では15のテーブルに10人ずつが1グループとなって交流会が進められました。各テーブルに生協組合員と生産者がうまく配置されるなか、初対面どうしの交流を持ちました。
 参加産地から持ち寄った一〜二品のお漬物やお惣菜などの手料理をテーブルごとに分け、昼食交流がスタート。はじめは、集まった全国のお料理を楽しみ、「コレおいしい!」「どうやって作るの?」などと話していましたが、さすがは女性どうし、すぐにいろいろな話があちらこちらのテーブルで始まりました。
 当初、昼食交流後に予定されていたディスカッションも、昼食交流の形のまま継続されて行われ、おいしいお料理を囲みながら、テーブルごとに決められた「食」「農」「育」「家族」「愛」の5つのテーマについて話し合いました。農家の後継者の問題、農薬や安全性、首都圏コープの産地交流について、さらには嫁姑問題、子育て、食育…と女性ならではの生活に密着した話も次々と出ました。住む場所、立場は違えども、幅広い問題や悩みについてたくさんの意見交換ができました。

 会の最後に首都圏コープ事業連合の青果を担当する子会社(株)ジーピーエス 濱口廣孝社長は、「農業のお母さんたちの苦労をあらためて知り、勉強になった。ふだん男性中心の交流や取引を行っていますが、生活者としての立場での交流はとてもよかった。時代は大きく変化しており、生活者一人ひとりが食、くらし、生き方についてもっと真剣に考える時期がきている。本当の意味でリードできる女性が力強く結びつき、次の子どもたちのための社会を残すことに取り組む必要があります。そういった産直を今後も大切にしていきたい」と結びました。

 全国の産直産地から女性生産者が集まるこの会、今年も大変ご好評をいただきました。パルシステムの産地の女性グループによる活動も年を追って活発になっています。首都圏コープグループでは、今後もこれらの活動を紹介しあうことで女性生産者どうしの交流をすすめるとともに、生産者と消費者の交流をますます深めてまいります。


2004.1.14 第3回食と農セミナー・2003「第2回全国女性生産者交流会」
広い会場は女性でいっぱいになりました。
今回、最多人数で参加していただいたJAふくおか八女のグループ紹介の模様。
テーブルの上には並びきらないほどのたくさんのお料理が集まりました。産地それぞれの特性がでて、どれもとても美味しいものでした。
美味しいお料理を囲んで行われたディスカッション。活発な意見交換で交流ができました。
最後にディスカッションのまとめをグループごとに生産者に発表していただきました。