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ドゥコープ 実践!“食育”連続講座がスタートしました 目次に戻る

 パルシステムのドゥコープは、12月3日(水)埼玉県さいたま市の「すぺーす・ドゥ」において、管理栄養士 竹森美佐子先生を講師にお招きし、「実践!“食育”連続講座」をスタートしました。

 今回の講座は、アトピー、花粉症、アレルギーをはじめとした免疫力の低下を改善し、家族の健康を本気で考えたい方を対象に、12月から3月まで毎月1回、全4回連続して行われます。お話を聞くだけでなく、体調や食事内容の記録をし、それに対するアドバイスをいただいたり、バランスをよくする食事の調理実習、簡単なエクササイズなどが取り入れられた参加型の講座となっています。この講座への生協組合員の関心は高く、募集定員の2倍以上の申し込みがあり、今回はその中から選ばれた40名が、3月まで自分や家族の健康と向き合い、見直しや改善に取り組んでいきます。

 第一回目の講座は、「病気になることは、“かっこわるい”ことなんです」という管理栄養士 竹森先生のお話から始まりました。会場のすぺーす・ドゥいっぱいに入った組合員のなかには、赤ちゃんを抱いて参加している姿も見られます。
 まず『体質の自己診断チェックシート』に従って、自分の体質やバランスを確認しました。竹森先生は「自分の体の状態を知ることが大事。ちゃんとチェックしてくださいよ」と厳密です。
 「歯」についてのお話では、栄養学では教えないが、生きていくことと直結するいちばん重要なものであること、歯は自分の工場に備えた機械であり、それを充分使えるように状態を常に知っておくことが大切だと強調されました。歯を抜くことは、工場の生産力の低下につながるため、安易に抜かないようにという注意もありました。

 食についてのお話しでは、民族固有のもの、その地域に栽培されてきたもの、また地域の伝統食など、「地球やその土地々の影響のなかで人間がそれに適応し、元気で生きられるよう、長い時間かけて育み、作り上げてきたもので、忘れてはいけない。それは“民族食”なのです」と熱く語られました。
 最後に、パルシステム商品で竹森先生に作っていただいた、雑穀入りご飯とごぼうの梅煮などを試食しました。ごぼうの梅煮は、ごぼうと梅干し、昆布、水だけで25〜30時間かけて炊いたものですが、免疫力がつき、花粉症の改善にも効果があるとか。参加者からは「ごぼうと梅干しだけなのに、甘くて柔らかくておいしい」と驚きの声が上がっていました。

 参加者の質問の列は終了後も続き、竹森先生は一人ひとりに熱心に対応。子どもがアトピーで参加したというお母さんは「病院で言われるのは“除去”だけなので、根本的なことや食事についても教えてもらいたくて参加しました。今日はとても勉強になり、ちょっとうれしい」と明るく話していました。
 担当理事の高木さんは、今回の食育講座について、安全で健康的な生活を送るための実践を学んでもらうと同時に、「安全な商品の勉強や選び方も知ってほしい」、「パルシステムの商品が、皆さんの健康の悩みの解決や食生活の改善に、少しでもお役立ちできることがうれしいですね」と話します。
 次の第二回目の講座(2004年1月予定)では、血流の循環のしくみやツボについて学び、血流をよくする簡単ストレッチの実践なども予定されています。


講師の竹森美佐子先生をお招きして、“食育”連続講座がスタートしました。
受講者の中には赤ちゃん連れの方も。食への関心の高さがうかがえます。
熱心にメモを取りながら先生のお話に耳を傾けます。