〜パルシステムの産直産地から〜
組合員の皆さんへ おいしい野菜とみかんがたくさんできました |
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パルシステムの産直産地では、この冬、おいしい野菜とみかんが豊作です。生協組合員の皆さんに、安全でおいしいものを食べてもらいたいと生産者の皆さんが一生懸命育てた野菜、果物。生産者からのお便りをご紹介します。ビタミン豊富な野菜と果物を食べて、寒い冬も風邪に負けずに元気に過ごしたいですね。
●関東の野菜が豊作過剰。畑に残ったままの野菜が泣いています！！
野菜産地代表 佐原農産物供給センター（千葉県）香取 政典さんからのメッセージ |
 今年は晩秋の例年にない暖かさの影響で、関東産地の野菜全体が豊作になっています。病気などの害が例年と比べて少なく、品質の良い物ができました。とくに大根、人参、さつまいも、キャベツ、ほうれん草、小松菜のできが良く生産者も喜んでおります。
しかし、その反面、良くできた野菜が畑にそのまま残っている姿があちこちで見られます。なかには畑で腐ってしまっている物も見られます。私たち生産者としては、せっかくこだわって作った野菜をこのようにしておくのはとても悲しい事です。安心・安全・こだわりの野菜を組合員との信頼関係のもとに作ってきました。自信を持ってお届けします！パルシステムの組合員の皆さま、このような野菜の豊作のとき、たくさん野菜を食べて下さい！よろしくお願いします。 |
＊佐原農産物供給センターの皆さん |
●みかんが畑で泣いています。早く食べてほしいと泣いています。
みかん産地代表 無茶々園（愛媛県）大津清次さんからのメッセージ |
 無茶々園は今シーズン、温暖化の影響を受けてのことか、害虫のカメムシが異常発生しました。全生産量（2200トン）中、8割強が「theふーど」規格に準じた、農薬に頼らない栽培法で順調に育っていたところを一転して、全体で生産量が3割も減るほどの被害を受けました。温暖化の影響はいたるところで影響し始めています。そのようななかでも、無茶々園は愛媛県明浜の地で環境保全とおいしいみかん作りでがんばります。そして、パルシステムの仲間の生産者の皆さんと協働し、よりレベルの高い農法を実践して、パルシステムの組合員の皆さまに安全で質の高いみかんをお届けいたします。
今年はみかんが豊作です。組合員の皆さま、豊作の年はたくさんみかんを食べてください。どうぞよろしくお願いします。 |
＊無茶々園の
片山さん |
●パルシステム 青果担当者より
パルシステムの野菜は、生産者が組合員さんとの産直・環境保全・顔の見える関係の中で、農薬を減らして、肥料を入れ、種まき、草取り、手入れなどに手間をかけ、長い期間かけて栽培しています。途中、虫や病気、天候とも戦ってやっと収穫にこぎつけます。しかし、収穫できても組合員さんの注文がないと、その努力はすべて無になってしまうのです。
パルシステムの産直は安定価格でお届けすることを基本にしています。他のスーパーでは手に入らない、安全で環境にやさしい産直農産物ばかりです。ぜひ、安定的に食べていただくようお願いいたします。
昨年の今ごろは、台風と低温の影響で野菜が不作、みかんは収穫量の少なくなる裏年で不作となり、市場は高騰しました。組合員さんからは非常に多くの注文をいただき、生産者は注文に応えるために必死で出荷しました。ぜひ今年も昨年並みの注文をお願いいたします。
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