ここから上部共通ナビゲーションです
パルシステムのトップへ戻る
パルシステムのトップへ戻る パルシステム加入のご案内トップページへ 資料請求する(資料請求フォームが開きます) お問い合わせ一覧ページへ サイトマップへ
Home > トピックス目次 > トピックス記事

ホムトンバナナ産地を訪ねるバナナ交流・タイツアーを開催しました 目次に戻る

 首都圏コープ事業連合は、9月26日から5泊7日の日程で、首都圏コープグループの国際産直提携産地であるタイ王国ペップリ県のバンラート農業協同組合を訪問するツアーを開催し、9月27日、現地においてバンラート農業協同組合、ホムトンバナナ生産者協議会、首都圏コープ事業連合の三者による「タイ国バンラート農協・首都圏コープ産直協議会」を設立しました。

 首都圏コープ事業連合は2000年7月、バンラート農業協同組合、同ホムトンバナナ生産者協議会との間で、ホムトンバナナの国際産直提携の「共同宣言」ならびに「覚書」に調印し、民衆同士の顔の見える国際産直(フェアトレード)と交流をすすめてきました。
 去る9月16日、ホムトンバナナの生産者ほか6名の皆さんが来日し、6日間の日程で日本国内におけるバナナの流通とBM技術による農業の生産現場を視察したほか、山梨や埼玉で生協組合員、役職員との交流を深めて帰国しましたが、今回は首都圏コープグループから組合員と役職員はじめ19名がタイを訪れ、バナナ生産の現場や出荷施設を視察し、交流の絆を深めました。

 9月27日、バンラート農協において開かれた「産直協議会」設立の調印式には、同農協の役職員・組合員、ホムトンバナナ生産者協議会の生産者メンバー、今回の交流ツアーに参加した首都圏コープ関係者、地元の人々など約200名が参加し、フーン・プーンソムバット バンラート農協組合長、プラソン・ウアムプアン バナナ生産者協議会会長、太田朝昭首都圏コープ事業連合理事長が「産直協議会規約」に調印、産直協議会の設立を参加者全員で確認しました。

 今回設立された産直協議会は、2000年に締結された共同宣言の精神を基本とした活動と事業を進めること、首都圏コープ事業連合は、安全で質の高い農産物を生協組合員に供給するために、バンラート農協、バナナ生産者協議会と提携し、農産物の安全性に対する生協組合員の期待に応えること、バンラート農協、バナナ生産者協議会は首都圏コープ事業連合とともに、地域の循環型・環境保全型農業に取り組み、安全で良質な農産物の生産・供給に努めること等を目的に設立したもので、三者は国際的な協同組合間提携をすすめ、国の違いを越えて、相互互恵、相互理解の促進、友好と相互の信頼を築くことを約しました。

 バンラート農協からのホムトンバナナの交易は現在、毎週10トンを越える取扱い量になっており、首都圏コープグループの民衆交易の原点であるフィリピン・ネグロス島のバランゴンバナナと並んで、国際産直の有力な産地として成長しています。今回の産直協議会の設立で、日泰両国の協同組合間提携、民衆同士の交流は益々強い絆で結ばれるものと期待されます。

産直協議会設立の調印を終えて、全員で記念撮影(9月28日)
先に来日したバナナ生産者の一人、ジアンさんの圃場を訪問し、交流しました(9月29日)