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岩手県で「までっこチキン生産者連絡協議会　公開確認会」を開催します 　首都圏コープ事業連合は10月2日、3日の両日、岩手県岩手郡西根町において、パルシステムの鶏肉の産地である「までっこチキン生産者連絡協議会」の公開確認会を開催します。 　首都圏コープ事業連合では、1999年より、食の安全を確保し、環境保全型農業の推進に向け、生協組合員が文字通り安心できる農産物づくりをすすめるものとして、産地での栽培や生産履歴を生協組合員と生産者が一緒になって、公開の場で確認しあう「公開確認会」を全国ですすめてまいりました。これまで全国33の産直産地で実施し、今回の確認会が34ヶ所目の開催となります。 　首都圏コープ事業連合は、2003年度事業活動方針の第一に安心・安全な商品を組合員にお届けすることを掲げて、今年度、食の安全確保に全力で取り組んでいます。商品が基準どおりに、組合員と約束した中身でつくられているかどうかを管理し、透明性を持って組合員にその内容を公表することに全力を注いでいます。首都圏コープ事業連合の公開確認会の取り組みは、生協における「食の安全」システムづくりに向けた取り組みとしても、この間、生協界をはじめ各方面より注目をいただいています。 　2003年度は、5月に行った牛肉産地の北海道「薄農場牛・公開確認会」を皮切りに、全国12の産地で公開確認会を開催する予定で、今回の「和郷園公開確認会」は今年度5会場目、鶏肉産地の確認会としては昨年10月の山形県米沢郷牧場に続き2会場目となります。 ■までっこチキン生産者連絡協議会公開確認会 日時 2003年10月2日（木）・3日（金） 会場 いこいの村岩手 岩手県岩手郡西根町平笠24-1-4 電話：0195-76-2161 ＊お問い合わせ先 首都圏コープ事業連合　産直事業部　交流政策グループ（電話：03-5976-6206） 首都圏コープ「までっこチキン生産者連絡協議会公開確認会」資料 ■までっこチキン生産者連絡協議会 所在地 岩手県二戸市石切所字火行塚25 電話 0195-23-3377 代表 菊地　栄雄 出荷品目 岩手若どり製品 生産者数 11名 「までに＝ていねいに」鶏を育てる生産者グループです。青森県と県境を接し、東に北上山地、西に奥羽山脈がある岩手県内地区部北端の岩手県二戸市に事務局があります。2000年4月より全飼育期間中の抗生物質不使用で飼育しています。通常のブロイラー農場では、早い成長が期待できる動物性たんぱくを前飼育期間中飼料に加えるのが一般的ですが、までっこチキン生産者協議会では飼育後期（22日齢〜）には、とうもろこし、大豆など植物性原料だけを使用し、成長はややゆっくりでも、誰でも抵抗なく口にできるさっぱりとした食味の肉をつくろうと工夫しています。 ■公開確認会日程 10月2日（木） 14:30〜 受付開始　資料等閲覧 15:00〜 公開確認会開会 開会挨拶、主催者挨拶、生協組合員代表挨拶、来賓挨拶、公開確認会の説明、監査人紹介・監査について 16:00〜 「までっこチキン」産地より書類にもとづいての説明 1.産地の理念、産直の歴史 2.産地の組織、概要 3.飼育基準、飼料管理等について 17:35〜 「県央工場」より書類にもとづいての説明 1.組織概要・処理・解体・製造 2.工場のライン別の衛生管理 3.原料肉の品質検査体制等について 17:55〜 監査人からのヒアリング調査 18:45 終了 10月3日（木） 8:45〜 県央工場視察 10:40〜 来賓農場視察 （岩手県九戸郡軽米長大字上館2-52） 12:00〜 公開確認会まとめ　二戸シビックセンターにて （岩手県二戸市石切所字荷渡55 電話：0195-25-5411） 14:00 終了 ■確認の主な内容 （1） 書類審査―データの公開と参加者全員による確認 （肥育から出荷までの管理書類をすべて公開し、参加者のヒアリングによる審査） （2） 生産者の生産フロー等の生産管理体制審査（システムの審査） （生産者が肥育管理基準にそった肥育管理をしているかを検証する） （3） 出荷、流通の審査（福島Ａ＆Ａブロイラー） （生産者からの出荷後、処理・カットライン別、製造の衛生管理、原料肉の検査体制の審査） （4） 圃場確認作業（現地調査） ■公開される書類 （1） 農場台帳　生産者履歴 （2） 農場の生産肥育管理記録表 （3） 畜産物の出荷計画及び出荷実績（生産者からの入荷羽数と整合性がとれるか）添削 （4） 組織図、定款、規約、肥育管理基準 （5） ト鶏・検査の記録 （6） 事前調査結果 （事前調査　ジーピーエス・検査官が圃場巡回なども含めて実施します）