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第6次アイドリング・ストップ運動報告会を開催しました 目次に戻る

 首都圏コープ事業連合は9月4日、東京都千代田区の日本教育会館で「第6次アイドリング・ストップ運動報告会」を開催しました。当日は、関連会社やお取引先、首都圏コープグループの各会員生協、連合会の役職員など約80名が参加しました。

 首都圏コープグループの「アイドリング・ストップ運動」は、地球温暖化の抑制と大気汚染防止を目的に、不必要なアイドリング、荷物積み下ろし時のエンジン停止、安全運転をすすめるものとして、1998年から取り組んできました。6回目を迎えた今年も6月1日から7月末までの2ヶ月間、「2003年度環境キャンペーン」の一環として、首都圏コープグループの役職員、首都圏コープ協力会、首都圏コープ生産者・消費者協議会の会員やお取引先企業などが参加して進められました。

 第6次となった今年のアイドリング・ストップ運動への参加台数は6,778台で、昨年に比べ1.2倍の車両が参加して行いました。なかでも今回は、マイカー参加が大幅に増え、昨年比174%となる3,559台が参加しました。
 また、参加車両を燃料別に見ると、業務車両のガソリン車、ディーゼル車が減り、LPG車の参加台数が昨年より1.3倍となり、車両の低公害化の動きが確認されました。
 報告会では優秀団体として、優秀賞8団体、特別賞2団体の表彰を行いました。優秀賞を受賞した生協の物流を担う(株)アシストの村上哲生さんは「企業として何ができるか、できることをやる時代」だと言い、今後も積極的にアイドリング・ストップに取り組む意欲を見せていました。また特別賞を受賞したパルシステムの産地である(有)大紀コープファーム代表の王隠堂誠海さんは、「山の中に住んでいるので車がないと暮らせない。農家の暮らしも変わり、農家はエネルギーで作物を作る時代になった。今後もアイドリング・ストップ運動を続けたい」と話しました。

 この他、報告会では、環境省地球環境局地球温暖化対策課 課長補佐 坂口 芳輝氏をお迎えし、「地球温暖化対策をめぐる最近の動向」と題して、CO2をはじめとする温室効果ガスの現在の状況や、国際的運動の動向、国内の運輸対策等についてご講演いただきました。

 今年の日本の記録的な冷夏・長雨や、欧州での熱波など異常気象の背景には、地球温暖化の影響が考えられます。アイドリング・ストップ運動をはじめとする普段のくらしのなかでできる環境への取り組みの重要性が年々増しています。
 今年9月からトラックのリミッター規制が始まり、10月からは1都3県でディーゼル車規制が始まります。法規制に頼るだけでなく、今日の学習も含め、学びあいながら次の一歩に結びつけ、首都圏コープグループは今後も、グループの原点である「産直」と「環境」に取り組んでまいります。


■第6次アイドリング・ストップ運動報告会(2003.9.4)

開会挨拶を述べる首都圏コープ事業連合 大信事業支援本部長

環境省地球環境局地球温暖化対策課の坂口さんよりご講演いただきました

講演の様子

熱心に聞く参加者ら

第6次アイドリング・ストップ運動の報告をする(株)コープ・アイ 伊藤さん

表彰式の模様 特別賞を受賞した(有)大紀コープファーム王隠堂さん

受賞者全員で記念撮影