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―グッドデザイン・プレゼンテーション2003―
和歌山県海南市と共同でパルシステムも出展しました
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 首都圏コープ事業連合は、8月28日(木)から30日(土)までの三日間、東京江東区の東京ビックサイトで開催された日本最大規模のデザインイベント「グッドデザイン・プレゼンテーション2003」特別企画展「デザイン・イニシアティブ」に、和歌山県海南市と共同でブースを設け、首都圏コープの「やっぱり石けん」シリーズを紹介する内容で出展しました。

 人口6万4,000人の山あいの町、海南市は、金属や石油精製の工場地帯が連なり、古くから交通の要所で、漆器、家庭日用品、家具などの地場産業で栄えてきました。なかでも、トイレ、バス、キッチン用品生産の国内シェアは、今でもおよそ80%を占めています。しかし、最近は中国製や百円均一等による低価格商品に押されるなか、その活性化のために1995年より「国際デザインコンペティション」に取り組むなど、さまざまなデザイン振興活動を実施し、全国へ向けデザインの可能性を発信しています。今年初めに同市で開催された「第4回国際デザインコンペティション」にパルシステムは初めて「小売業」から審査員として参加し、この海南市と出会いました。

 作り手と使い手が向き合い、育てあうパルシステムの産直は、食品部門に関してはずいぶん前から取り組んでいますが、これまで生活用品の産直というのはありませんでした。取引先重視でモノ作りを進めてきた海南市のメーカーと、首都圏コープグループの組合員を結び、生活用品の「産直プロジェクト」が動き出しています。パルシステムは、海南市のメーカーやそれを支えるデザイナーとともに、商品開発をすすめています。
 単にモノを売るのではなく、モノ作りの後ろにある文化や歴史、豊かな時間の流れとともに商品を提供し、モノを通じて豊かな時間を作りだせる、真のデザインや価値を生活用品でも組合員にお届けしてまいります。

 パルシステムは、くらしを見つめ、くらし課題と向き合い、くらしが求める新しい価値を提供していきます。そして、「生産」と「消費」の枠を越え、ともに育て合い「ともに創る」ことをめざします。そうしたなかで、今回の「デザイン・イニシアティブ」企画展への参加は、パルシステムの新しい歩みの一歩となりました。

■グッドデザイン・プレゼンテーション2003の模様
8月28日から30日まで東京ビックサイトで開催された「グッドデザイン・プレゼンテーション2003」
特別企画展「Design Initiative」
和歌山県海南市+海南デザイン・ビエンナーレ実行委員会
特別協力:首都圏コープ事業連合
展示された首都圏コープ事業連合の「やっぱり石けん」シリーズ
NHK和歌山放送局から取材を受けました