2003年7月28日
生活協同組合連合会
首都圏コープ事業連合
宮城県北部で26日未明から震度6の地震が三回続けて発生し、現在も断続的に余震が続いている現地の状況が報道されています。大きな被害を受けた被災地の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
当会関連の産地状況につき、この間、施設被害及び安否の確認を行なっておりますが、28日(月)現在、これまでに分かった情報は次のとおりです。
(1)首都圏コープグループ『パルシステム』取扱いの対象産地は、『JAみどりの』(宮城県遠田郡小牛田町/米産地)と『(株)ドゥマン』(宮城県栗原郡一迫町/野菜関係産地)の二産地です。
(2)JAみどりの管内の涌谷町・小牛田町・南郷町は26日、震度6の地震がありました。本日(28日)午前9時現在の被害状況は以下のとおりです。
涌谷営農センター
・施設被害は特にありませんでした。米保管倉庫で一部の米袋が崩れ、倉庫内に散乱しています。
南郷営農センター
・米保管倉庫の壁が一部剥がれ落ちました。営農センター二階の天井の壁が剥がれ、使用できない状況です。
・米保管倉庫で一部の米袋が崩れ、倉庫内に散乱しています。
・一部の生産者家屋で部分損壊などが発生しています。
田尻・小牛田営農センター
・特に施設被害は発生していません。
*JAへの負傷者報告は現時点でないとのことです。
*JAでは「地震対策本部」を設置し、被害調査中です。
(3)(株)ドゥマンでは圃場並びに生産設備とも被害はありませんでした。 |