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コープやまなしが「2002年度環境活動報告書」を公表しました 目次に戻る

 首都圏コープグループの会員生協、生活協同組合 コープやまなしが、「2002年度環境活動報告書」を公表しました。

 コープやまなしは、資源循環型社会の構築を目指し、食品の安全性を追求しながら、生産・消費・廃棄に到るまでを配慮した共同購入を進め、環境保全のための活動を続けてきました。その一つとしてペットボトルを使用せず、リユース(再使用)やリサイクルができる容器として調味料類を中心にびん供給を進めています。

 「2002年度環境活動報告書」から、この1年間に無店舗事業を通して供給したリユースびんの回収重量は24.6トン、供給重量33.3トンに対して重量回収率73.8%となったことがわかりました。これを行政のごみ処理費用に換算しますと、この1年間で約107.5万円を削減したことになります。また1995年度よりデータ化を進めていますので、02年度までの8年間で回収したリユースびんの重量は163トンとなりました。

 1997年度の厚生省発表一般廃棄物処理費(厚生省の報道発表資料 一般廃棄物の排出及び処理状況等について)からみますと、日本全国での一般ごみ回収・処理コストは1キログラム当たり43.7円となり、行政のごみ処理費用に換算しますと、8年間で約712万円のコスト削減したことになります。また資源として分別収集していれば、その倍以上のコストになると予測されます。
 食品に使われるワンウエイのガラスびん容器は、行政が資源や一般ゴミとして回収していますが、これらの回収コストはすべて、私たちの税金で処理されているのが現実です。

 リユースびんを採用した商品も、95年には14アイテムだったものが、02年末には7種類35アイテムに拡大し、独自ルートでのリユースびんの回収を強化してきました。またびんの軽量化も進み、01年12月より900mlと500mlの2種類のびんが軽量化されています。

 このほか、牛乳パック、ABパック回収(98年度より回収)、注文カタログ(00年より回収)、プラスチック資材(02年より回収)においても、この95年以降に回収した総重量は981トンとなり、リユースびんと合せると約5,000万円の削減となりました。
 そのうえ、牛乳パック、ABパック、注文カタログの回収重量959トンを立木に換算しますと19,180本分を伐採しなかったことに相当します。立木本数とは、牛乳パック回収50キログラムで立木1本の計算(全国パック連資料より)です。

 6月、7月を環境キャンペーン月間として、リユースびんを始めとする各種容器の回収量のアップをはかるための取り組みを推進しています。

■ お問い合わせ先
生活協同組合コープやまなし 環境対策室(担当:田中)
電話 055-243-6327 FAX 055-243-6359