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リサイクルシッパーの導入が始まっています 目次に戻る

 首都圏コープ事業連合は、生協の個人宅配とグループ利用者に向けた無店舗事業「パルシステム」で使用する冷蔵用保冷容器(通称名:シッパー・発泡スチロール容器)に、今年2月よりリサイクルシッパーを導入しています。

 シッパー(発泡スチロール容器)は、生協の無店舗事業を推進する上で必要不可欠な物流機材です。
 首都圏コープのパルシステムでも、冷蔵品と冷凍品のお届けにシッパーを使用しており、一週間あたり約60万個のシッパーが、組合員宅や配送センター等で使われています。
 そうしたなか、首都圏コープ事業連合では今年2月よりリサイクルシッパーの導入を開始し、毎月約5千個ずつ、リサイクルシッパー数を新規に投入し、現在ではおよそ2万個、全体の3%を占めるようになりました。

 今まで、使用済み発泡スチロールを、新規のシッパーの原料として再利用するには、強度の面から難しいことでした。現在導入が始まったリサイクルシッパーは、使用済み原料50%と新しい原料50%で作られており、シッパーとしての重要な機能である保温力も従来のものに劣らない実験結果が出ています。リサイクルシッパーは、すべてを新しい材料で製造するのにくらべ、製造エネルギーを約4割減らすことができ、環境への負荷を低減できるシッパーです。

 リサイクルシッパーは、一般にはまだ実験段階ですが、「産直」と「環境」を事業理念とする首都圏コープ事業連合では、より環境負荷の少ないシッパーを広めていけるよう、いち早く取り組み始めました。リサイクルシッパーの導入に今後も積極的に取り組んでまいります。

従来のもの(左)とリサイクル(右)
多少白さが落ちますが、ほとんど変わりません。